おい!鬼太郎!
はっきり言って期待していなかった。
大分旅行の翌日だったので、1時間45分寝ようとすら思ってたのに。
不覚にも感動してしまった。
おまけに何度か涙まで流してた31歳のボク。
もちろん一睡もせず。
先日、園の小学生たちを連れて映画「ゲゲゲの鬼太郎」を観に行ってきた。
何ていうか、実によく出来た映画。
細かいコトを気にすれば、つっこみ所が満載なんだけど、そこは大人になろう。
いや、子どもになろう、と何度も自分に言い聞かせる。
ウエンツ瑛士が演じる鬼太郎はともかくとして、大泉洋の「ねずみ男」、田中麗奈の「猫娘」、間寛平の「子泣きじじい」など、キャスティングが完璧だと、ボクは感心した。
ここまで、原作のイメージを崩さない実写版がこれまであったんだろうか。
世界中捜し回っても、彼ら以上の適役はいないだろう。
さすがに「目玉の親父」はCGだったけど、まぁそこは仕方ない。
井上真央演じるヒロインの女子高生は、初対面の鬼太郎が着ている「ちゃんちゃんこ」に対して、率直なつっこみを入れる。
「なに?その変なベスト?」って(確かそんな様なコトを言ってた)。
それに対して、真面目に答えるウエンツ鬼太郎(鬼太郎は終始、真面目である)。
携帯電話が普通に登場し、鬼太郎とヒロインが写メを撮ったりもする。
そう、この映画は人間と妖怪との禁断の恋も描いている。
更には父親と息子との親子愛まで。
非現実的な鬼太郎の世界と、現実社会が上手い具合にリンクしていた。
鬼太郎の漫画を読んで育ったボク。
気がつくと、引率した小学生たち以上に、映画に夢中になり、笑ったり、泣いたりしていた。
そらちゃんが鬼太郎に恋をしたらどうしよう・・・って訳の分からない心配まで・・・。
映画館を出た時、他の誰よりも興奮して感想を言っているボク。
どうやらボクには、まだまだ「子どもの心」ってのが残っていた様だ。
ちなみに・・・決して大人の皆様にお勧めはしない。
正直言って、1800円払って観る映画ではないかもしれない。
でも観て欲しいなぁ・・・。
「子どもの心」が、まだ残っているか確かめるためにも。


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