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2009/11/29

職員旅行~北陸編④~

忍者寺でテンションが上がったボクたち、お次はお楽しみのランチタイム。

金沢もまた海の幸が美味しい。

10年前、近江町市場にて、寿司の美味しさに感激した覚えもある。

とは言え、初日が海の幸尽くしだったので、二日目は少し違った趣向の店を・・・とリサーチしておいた。

そんな中、目を引いたのは、郷土料理家が料理学校と共に営んでいるという「四季のテーブル」。

Conv0029注文したのは、2400円の「四季のご馳走膳」。

値段も味も量も見た目も、全てが大人のためのメニューと言える。

10年前には、昼飯の選択肢にすら上がらなかったに違いない。

Conv0030旬の美味しいものを少しずつ味わう。

最近になって、ようやくそんな余裕が出てきた。

大人になるってステキだ。

Conv0031鴨とすだれ麩、茸・里芋・青菜を取り合わせた自慢の逸品」と紹介される金沢の郷土料理「じぶ煮」。

よく煮込まれた鴨肉、野菜の旨味が口の中に優しく広がっていく。

ガツンとした美味しさでなく、ジュワワ・・・って感じ。

旅行二日目、そろそろ疲れてきた胃袋には、最適の店選びだったと自負している。

せっかくの旅行、少し高くても美味しい郷土の味を・・・という人にはお勧めの店です!

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昼食後は、10年前にも足を運んだ近江町市場へ。

平日だと言うのにさすがの賑わいだった。

Conv0033近海の魚介類、加賀野菜の数々・・・見て歩くだけで相変わらず楽しい市場である。

大人になったボクは、甘エビ、塩辛、のどぐろ等をお土産に購入した。

10年前はヒッチハイクで来たので、当然、海産物なんて買えなかったし、そもそも買う気すらなかった。

家で待つ家族を想いながらのお土産選び、大人の旅行だからこその醍醐味である。

美味しそうな寿司屋が沢山あるので、昼食場所としてもお勧めの市場です♪

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近江町市場でお土産を購入した後は、10年前には完成していなかった高速道路で、一気に白川郷へ。

Conv0036ご存知、世界遺産にも認定された人気の観光地である。

世界遺産に認定され、高速道路が開通し、良くも悪くも変わった白川郷。

週末や祝祭日にはすさまじい人手らしいけど、今回は平日の夕方だったConv0035ので、それなりに余裕を持って散策するコトができた。

観光地化が進んでいるとは言え、現在でも多くの人が生活する集落でもある白川郷。

旅行で舞い上がる気持ちを落ち着かせ、マナーを守りながら見学すべき場所だと感じた。

Conv0034出来るコトなら、時間に追われて急ぎ足で見て回るのではなく、一日何もせずにのんびり過ごし、この地の宿に泊まるのが良い。

紅葉に染まる山々を眺めてボーっといると、いつの間にか沈みかけている夕日。

静寂の中、囲炉裏の火を眺めながら何もしない夜・・・最高の贅沢だとボクは思う。

帰りの時間を気にして急ぎ足のボクは、そんな理想の旅行を思い描いてみた。

翌日からは皆、仕事・・・それが現実なんだけど。

様々な国の世界遺産を見てきたボク。

素晴らしい場所もあれば、ガッカリさせられる場所も・・・。

短時間ではあったけど、白川郷の風景やそこで暮らす人々は素晴らしいと思った。

観光地化されているとは言え、昔から変わらない何かがそこにあった。

間違いなく世界に誇れる日本の世界遺産である。

白川郷が世界遺産として認定されたという事実、ボクは納得出来たし、日本人として嬉しく感じる。

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白川郷から飯田までは、南周りで3時間弱。

高速道路が全線つながっていなければ、今回の様なルートは取れなかっただろう。

2日間、旅行計画・実施の全てを担いながら、一人で約350キロを走破。

トラブルや事故もなく、安全に皆を自宅に送り届けるコトが出来た。

Conv0001 後日、会計報告を無事に済ませ、予算内で作成した旅行のフォトブックも皆に喜ばれた。

正直、心身ともに疲れたけれど、無事に旅行を終えたコト、皆揃って楽しかったと感想を伝えてくれたコト、何より自分自身が楽しめたコト、幹事冥利に尽きる。

同行メンバーの皆さん、自分、お疲れさんでした!!!

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2009/11/27

職員旅行~北陸編③~

目を覚ますと、前日の雨が嘘の様な青空だった。

2日目は金沢市内を散策予定なので、まさに最高の天気。

肌寒い秋、しかも雨の中、歩き回って観光なんて、なかなか楽しめる訳ないってもんだ。

朝から温泉なんて大人の贅沢~(*^_^*)

そんな訳で、1泊2日の北陸旅行の2日目は晴天の下、スタート~♪

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まずはホテル隣の金沢城公園へ。

Conv0001平成になってから色々復元工事が進められている金沢城公園。

目玉は「五十間長屋と菱櫓」。

・・・と言われても?

てか「櫓」の読み方すら分からなかったボク。

五十間長屋とは、二の丸を守るために作られた二階建の建物で、普段は武器の貯蔵庫として使われたらしい。

Conv0006そこにある「菱櫓」は「ひしやぐら」と読み、ずばり菱型の櫓なのである。

と、そんな説明文を読んでもサッパリなボクたちは、ボランティアガイドのおばさんに案内をお願いするコトに。

実は、こういった施設でガイドをお願いしたのは初めてだったけど、結果、大正解だった。

Conv0009 ここで詳しくは書かないけれど、日本人の知恵、技術、デザインに感動させられるコト間違いなし。

まるで小学生の様に目を輝かせて話を聞き、質問をしまくったボクだった。

お勧めです♪

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本丸跡から眺めた「五十間長屋と菱櫓」がまた素晴らしかった。

Conv0008 何て言うか・・・壁も屋根も「白い」のである。

長野県が誇る国宝松本城は、別名カラス城と言われ「黒い」ので、それとはまさに対照的な色使い。

白い屋根、つまり白い屋根瓦が印象的なんだけど、これは木製の瓦に鉛を巻いて造られている。

鉛は水に濡れると白くなるので、この日は前日の雨で余計に白く見えたらしい。

また金沢城は、石垣の博物館と言われるほど、場所や用途に応じて様々な石垣がある。

そんな中、特に目を引いたのは、五十間長屋の石垣。

石垣と言えば割と地味なイメージがあるけど、カラフルなのである。

Conv0010 色んな城や石垣を見てきたけど、こんなの初めて。

本部を守る意味合いの五十間長屋だけでも、これだけ格好良いのだから、天守閣はどんなにステキだったんだろうか。

また、再建工事をする以前、この場所は金沢大学のキャンパスだったと聞いた。

うーん、なんてステキなキャンパスライフ♪

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お次はお隣の「兼六園」へ。

Conv0012 金沢と言えば、やはり「兼六園」、外す訳にはいかない超定番スポットである。

実は10年くらい前にも、兼六園を訪れたコトがあるけど、正直、その良さが分からなかった。

Conv0017 あれから10年が経ち、少し大人になったボク。

相変わらずよく分からなかったけれど、高台に作られた広い敷地のその庭を歩いていると、キラキラした水や光、そして爽やかな風が妙に心地よく、癒しのひと時だった。

Conv0024 何かを見よう!って張り切って歩くのではなく、何も考えずのんびり散歩する・・・それが兼六園の楽しみ方なのかもしれない。

完全に大人向けの場所である。

何はともあれ、金沢行くならとりあえず行っときましょう♪

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Conv0025 和、漢、洋が折衷したデザインが有名な尾山神社でお参りした後、妙立寺、通称「忍者寺」へ。

ここは、ガイドブックでの取り扱いは小さかったけど、実は観光客に大人気のスポット。

事前予約が必要で、時間ごとの人数制限あり、子どもは入れない、というConv0026珍しい寺。

外から見ると、完全に何ら変哲のない普通の寺である。

でも入ってみて納得。

超、面白いんですけど、すごいんですけど、テンション上がるんですけど・・・。

ヘタな遊園地のアトラクションなんかより、ずっと面白い。

一般庶民はもちろん、金沢城の殿様もお参りに来ていたこの寺は、落とし穴や隠し扉など、数々のからくりが施してある。

確かに子どもの入場を許すと大変なコトになる気も。

まさに大人じゃないと楽しめない場所。

大人バンザイ!

ちなみに、別に忍者が住んでいた訳ではなく、まるで忍者屋敷の様な作りのため、「忍者寺」と呼ばれているとのこと。

寺内部の写真撮影は一切禁止なので、写真付きで紹介が出来ないのだけど、超お勧めである。

では長くなったので、この辺で・・・

職員旅行~北陸編④~へ、つづく。

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2009/11/26

職員旅行~北陸編②~

初日は飯田を朝6時に出発し、東名経由で福井市を目指すコトに。

所要時間は休憩時間入れて約3時間半、例のごとく、途中からパラパラと雨が降ってきた。

ボクが計画した旅行で雨が全く降らなかったコトはない・・・気がする。

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Conv0002 福井市到着後、とりあえず「福井県立歴史博物館」を見学。

県立なだけあってかなり立派な施設、福井の産業の歴史はともかくとしConv0006て、後半の「昭和の町並みや生活を再現したコーナー」がアツい。

昔懐かしい風景、電化製品、おもちゃ、文房具等など、入 場料100円以上の価値は確実にあった。

Conv0045つっこみ所満載だし、色々な仕掛けに驚かされたり笑ったり・・・。

ただ、県外から観光に行って、敢えて立ち寄るべき場所かというと・・・うーん(^_^;)

Conv0009時間に余裕があって、昔を懐かしみたい昭和世代の方、「昭和なんて知らないよ」っていう平成世代の方にお勧めです。

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お次は、曹洞宗総本山「永平寺」へ。

行くからには何か貴重な体験を・・・と思い、写経体験を事前に申し込んでおいた。

時間ごとに定員が決められていて、事前予約が必要。

数日前に電話をしたら希望の10時半~は既に満員、なかなか人気がある様だ。

体験料は1000円で、所要時間は1時間くらい。

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Conv0046 予約が取れた「12時~」の一時間ほど前に永平寺到着。

参拝後にお土産を買えば駐車代タダ・・・という仕組みらしく、道路わきで手招きする土産屋のおばちゃんおじちゃん達。

Conv0031少々うざったいが、手招きに従い、適当な店の駐車場に車を停め、永平寺を参拝するべく参道を上がり、本館へ。

そこにはボクの予想をはるかに超える規模の建物が待っていた。

Conv0023エレベーター完備、4階か5階建くらいの立派な施設。

参拝客、修行僧の数も半端ない。

平日でもそんな感じだったので、休日だとこんなもんじゃないんだろう。

受付を済ませ、本堂へたどり着くまでもけっこうな時間を要する。

Conv0032案内板に従いながら寺の中を歩き回るコト、トータル約40分。

とにかく広い建物内はまるで迷路。

信仰心に浅く、寺事情に詳しくないのでよく分からないけど、すごい寺だってのは理解できた。

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Conv0030一通り見学した後は、いよいよ写経体験。

受付を済ませた後、担当の修行僧に連れられ、写経部屋が並ぶ階へ。

広くて寒い板の間をイメージしていただけに、冷暖房完備の完全個室には少々面食らった。

Conv0026おまけに修行僧のお兄さんは、一通り説明した後、終わる頃にまた来ます・・・と言い残して退室して行った。

これもまた、ずっとお坊さんに見守られて緊張し続けるイメージだっただけに、拍子抜け。

Conv0025それでも写経には真剣に取り組んだ。

2種類のお経から一つを選び、薄い紙を上に載せて字をなぞっていく。

硯と墨と筆を使って字を書くなんていつ以来だろう。

Conv0029

今回、写経をしなければ、一生そんな機会もなかったかもしれない。

出来はともかくとして、なかなか貴重な体験となった。

お勧めです(*^_^*)

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まだ修行に来て3カ月というお兄さんに、こそっと聞いてみた。

とにかく寒くて辛いらしく、正直、逃げ出したい・・・とのコト。

ただし、逃げ出しても門前町の人たちにすぐに通報され、連れ戻される・・・と小声で教えてくれた。

そんな修行僧のお兄さんにエールを送り、ボクたちは永平寺を後にした。

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お腹ペコペコのボクたちは、福井市内の回転寿司屋で昼食を取るコトに。

福井の回転寿司屋は、海沿いなだけあって、相当レベルが高い。

普通の寿司屋も色々探したけど、ココ!っていう店を探せず、結局、回転寿司屋にした。

評判高い「海鮮アトム」には以前寄ったコトがあったので、「高いが美味しい」という「くるくる寿司ほがらか亭」を今回は選んでみた。

Conv0033 値段はそれなりにするけど確かに美味い。

旬のネタも揃っていて、もちろん職人さんたちが握ってくれる寿司。

セイコガニ、焼きサバ、白エビ、焼きアナゴ・・・どれも美味しかった。

ただ、雰囲気や活気とか総合的に考えると、以前行った「海鮮アトム」の方が良かったかも。

まぁ同行メンバーの皆さんが美味しそうに食べてたから良かったけどね。

Conv0044ちなみに、女性メンバーのテンションが一番上がっていたのは「贅沢メロン」。

北海道産メロンにソフトクリームが載った、見た目も値段も贅沢な一品。

お値段なんと800円(+o+)

・・・って寿司じゃないし、福井関係ないし!

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昼食を終えると、雨はいよいよ本降りに。

Conv0036 雨の中の東尋坊・・・考えただけでも最悪と思いながらも、とりあえず車を走らせる。

ダメ元で行ってみたものの、奇跡的に雨は上がり、キレイな夕日まで見るコトが出来た。

Conv0037 当然、海を前にテンションが上がる長野県出身の同行メンバーたち。

てか、一番テンション上がって跳び跳ねたり走り回ってたのは、ボクだったかも(^_^;)

Conv0035ただ、自殺の名所とも言われる東尋坊は、断崖絶壁というイメージがあったけど、そんなコトもなく、割と普通の景勝地だった。

とは言え、福井を観光するなら外せない場所だろう。

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そんな訳で、日も沈んだので、今回の宿泊地、金沢へ。

Conv0038宿泊先に選んだのは、金沢城公園沿い、兼六園も徒歩圏内という好立地の「金沢白鳥路ホテル」。

大正ロマンをテーマにしたこのホテルは、何から何までスConv0039_2テキ。

天然温泉もあり、デラックスな女性部屋も大好評だった。

チェーンのビジネスホテルとかよりは若干高いけど、泊まる価値あり、お勧めホテルです。

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夕飯は地元で人気の「割烹居酒屋源左エ門」。

Conv0043 高級魚「のどぐろ」の焼き魚、刺身。

名前だけは聞いたコトはあったけれど、食べたのはもちろん初めて。

Conv0040濃厚で上品な白身は、生でも焼いても美味しい。

そして酒に合う。

ガス海老のかき揚げ。

Conv0041エビ好きのボクには堪らない。

サックサクで最高だった。

加賀レンコンのあんかけ団子。

Conv0042美味しくない訳がない。

その他、飲んで食べて、閉店までたっぷり楽しませて頂きました。

美味しい料理とお酒をご馳走さまでした!

こちらのお店もお勧めです(*^_^*)

美味しい料理を食べて、美味しいお酒を飲んで、キレイなホテルに泊まって・・・うーん大人の旅行ってサイコー♪

こうして金沢の夜は更けていくのであった・・・

職員旅行~北陸編③~へつづく。

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職員旅行~北陸編①~

今年も職員旅行の幹事を引き受け、計画、実施するコトに。

ただ、今回は今までと少し違う状況だった。

職場内で、新型インフルエンザが猛威をふるっていたため、一度は中止が決まっていた今回の旅行。

全児童の3分の2が次々と発熱したので、そりゃもう大変。

様々な事情を抱えた子どもが生活する施設のため、発病したからと言って家庭に返す訳にもいかず、まさに最後の砦と化すのである。

様々な予防策、対応を模索し、実施していっても限界はある。

学校が次々と学級閉鎖になり、元気なコもそうじゃないコも外出できず、ストレスばかりが溜まっていく。

睡眠時間を削って看病を続ける職員も次々と発熱し・・・。

まさに非常事態だった。

そんな修羅場の様な状況が続いていたので、当然、職員旅行も中止の方向へ。

今年は仕方ないか・・・と思っていたけど、何とか事態も落ち着き、旅行予定日にはほぼ全員が登校、登園出来そうだったため、少し強引だったけど、上司に許可をもらい、慌てて旅行を計画、実施するコトに。

その時既に、旅行予定日まで1週間を切っていた。

でもやるからには手は抜かない。

忙しい中、出来る限りの情報を仕入れ、旅行を計画した。

Conv0010 「しおり」だってばっちり作った。

しんどい仕事だからこそ、息抜きや気分転換も必要だと、ボクは思っている。

Conv0012 そして何よりボクは、旅行が好きだ。

大人になってからの旅行は、かつての貧乏一人旅とはまた違った楽しさがある。

Conv0017 色々な制限がある中、年齢も性別も様々な同行者のコトまで考えながら旅行を計画する。

自由気ままだった一人旅とは180度違う。

難しいけど、それはそれで面白い。

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参加メンバーに実施したアンケート結果により、今回は「1泊」「陸路」「北陸」「海」がテーマ。

長野県には海がないので、とりあえず海に行くと長野県民はテンションが上がる。

当然、海の幸を食べてもテンションが上がる。

長野県民との旅行に、海は欠かせない。

その他、「温泉」「グルメ」「絶景」なんてのも旅行の醍醐味なので、当然、念頭に置いて計画してみた。

題して「オトナの修学旅行~北陸編~」。

職員旅行~北陸編②~へ・・・つづく

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2009/06/14

善光寺とボク

もう先月の話になるけど、善光寺の「ご開帳」に行ってきた。

県外の人にどこまで認知されているのか分からないけど、宗派を問わず全ての信仰者を受け入れる善光寺

「ご開帳」とは、そんな善光寺で7年に一度、行われるすごい儀式。

期間中にはGWがあるので、その経済効果もかなり大きい。

本堂に安置される「御本尊一光三尊阿弥陀如来」は、654年以来の秘仏。

何と今から1355年も前に安置されたのである。

「ご開帳」では、そんなすごい阿弥陀如来を拝める・・・と思いきや、そうではない。

Conv0012鎌倉時代、その身代わりに造られたという「前立本尊」を、7年に一度拝める・・・そんな儀式なのである。

読んで字のごとく、本物の身代わりとして「前に立っている」本尊。

Conv0003本尊には3体の阿弥陀如来がいて、その中央に立っている阿弥陀如来の右手に結ばれた紐は「回向柱(えこうばしら)」という大きな柱につながっている。

そこまで間接的で大丈夫?とつい思ってしまうが、この回向柱を触り、祈りを捧げるため、人々は長蛇の列に並ぶ。

しかも、ボクが行った日は、2か月間近く実施されていた「ご開帳」の最後の週末。

Conv0015そりゃもう驚異的な行列だった。

4~5時間以上は並ぶ必要があるだろう。

いくら7年に一度とは言え、日本人の行列好き、いや、信仰心には驚かされる。

善光寺すごい、ご開帳すごい、信仰心すごい、日本人すごい。

Conv0011 ちなみに、池には沢山の亀さんが泳いでいるんだけど、そんな亀さんたちまでも何故か並んでいた。

さすが善光寺に生きる亀さんたちである。

しっかり空気を読んでいた?!

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さて、罰当たりなボクは、長蛇の列の先にある回向柱の数メートル近くまで歩み寄った。

もちろん警備員がいるので、脇から入り込んで触るなんて不可能。

てか、そんなコトをしようものなら、何時間も並んでやっと触った人たちに張り倒されてしまうだろう。

Conv0002_2そこで、ひらめいたのがエア回向柱・・・

エアギター的なノリで触った気分になろう、という何ともおバカなひらめきである。

でも写真を見ると触ってるように見えませんか?

ハイ、無理がありました。

善光寺の皆さん、すいません。

日程的にどうしても列に並ぶ時間が取れなかったので、回向柱には「直接」触れず、今回は本堂へのお参りだけするコトに。

回向柱には触れられなかったけど、真剣に祈りを捧げてきました。

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ちなみに学生時代、善光寺最寄の教育学部に通っていたボク。

アパートも善光寺から徒歩3分の場所で、善光寺はまさに身近な存在だった。

よく散歩もしたし、遠方から友達が遊びにくると一緒にお参りにも行った。

宿坊でアルバイトをしていたので、多くの参拝者とも出会った。

あまりに身近な存在で、どれだけすごい寺なのかも理解していなかった学生時代。

前々回のご開帳、ボクはアルバイトとして儀式に参加した経験を持つ。

Conv0014何だかよく分からないまま白装束に身を包み、烏帽子を被り、仏具を持って界隈を練り歩いた後、回向柱の前に列を作るお坊さんの後に続いた。

お坊さんの後ろで赤い傘を持って立ち、厳かな儀式を見守るボク。

道端のお婆ちゃんは、ボクに向かって手を合わせ、祈りを捧げていた。

「若いのに偉いね」と、ボクのコトを完全に修行僧だと思い込むお婆ちゃんもいた。

出来る限り穏やかな表情で、お婆ちゃん達の夢を壊さぬよう努力してみたボク。

今思うとすごい場所ですごいコトをしたもんだ。

善光寺・・・色々な意味で大きな寺である。

次のご開帳は7年後・・・40歳を迎えるボク、少しは大きな男になれていたら幸せである。

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2009/04/19

初めての二人旅~天竜峡~

夜勤2連チャンあけの土曜日。

二晩続くと、さすがに眠い眠い、あぁ眠いって感じ(^_^;)

嫁さんは日勤なので、そらちゃんは朝から保育園。

静かな我が家で、しばしオヤスミナサイ・・・。

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数時間後、せっかくの土曜日だし・・・と思い、予定より早く保育園に。

勤務中は子どもたちにとって最高の職員、帰宅後はそらちゃんにとって最高の父ちゃん。

そうでありたいし、そうでなければいけないと思っている。

お昼寝から起きたばかり、寝ぼけ顔のそらちゃんと合流したものの、さてどうしよう・・・。

そうだ。

電車に乗ろう。

地方に住んでいると、驚くほど電車を利用しない。

特にここ飯田市は、JR飯田線が一本通っているだけで、自家用車があると電車を利用する機会なんてほとんどない。

飯田線を利用しているのは、おじいちゃん、おばあちゃん、そして学生がほとんど。

とは言え、我が家からは飯田線が走る鉄橋が見え、そらちゃんにとって、電車は憧れの乗り物。

これから電車に乗る?って聞くと、案の定、大喜びだった。

ネットで時間を調べ、自宅から車で10分ほどの「伊那八幡駅」へ。

駅に到着すると、時間を調べ間違えていたコトが発覚。

次の電車は40分後・・・。

地方の電車は、1時間に一本が基本である。

Conv0002 そこで、そらちゃんリクエストのミスドへ。

視線の先に並ぶドーナツ達に、興奮するそらちゃん。

それにしても、100円じゃない日に来たのは久しぶり(^_^;)

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で、今度は飯田駅に向かうものの、道路が予想外に込んでいる。

ん?

やばい?

駅到着後、そらちゃんを抱えて必死に走るが、間に合わず、目の前で走り去って行く電車・・・(+o+)

ヒョエェ~~~~。

相変わらずな父ちゃんで申し訳ない。

昔から、計画性はあるけれど確実性はないボクである。

Conv0003でも、こうなったら絶対電車に乗ってやる!

再度、伊那八幡駅に移動し、ドーナツを食べながら待つコト30分。

しばし、無人駅で二人っきりの時間を過ごす。

そんな時間も悪くなかった。

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Conv0006一両だけで走る電車に乗車したのは、夕方5時過ぎ。

とは言え、伊那八幡から目的地の天竜峡駅までは5駅しかない。

たった「13分」で着いてしまう。

車で行けばすぐ着くんだけど、電車で行くコトに意義がある。

Conv0004その「13分」の間にトンネルを一つくぐり、駅に何度か止まり、乗客の乗り降りがある。

車掌さんだって歩いてくるし、運転席だって見学し放題。

そして、天竜川や南アルプスが流れゆく車窓からの景色。

散歩中の犬、天竜川に入って釣りをするおじさん、庭で遊ぶ子ども、面白い看板・・・。

きっとそらちゃんにとっては、刺激的な13分間だったに違いない。

Conv0007そんな電車の旅を満喫できて、片道なんと200円(そらちゃんは無料)。

なかなか贅沢な小旅行である。

13分後に到着した天竜峡。

かつて栄えた昭和の観光地といった趣きの駅前は、正直、今は活気がない。

Conv0008お土産屋さんも風情があると言えばあるし、入りにくいと言えば入りにくい。

駅前にあった大きな観光ホテルは何年か前に廃業し、いつの間にかさら地になっていた。

でもボクはそんな「古き良き時代」を感じる天竜峡が、初めて訪れた時から好きだ。

Conv0009橋の上から見下ろす渓谷の美しい景色。

渓谷の底を流れる深緑色の天竜川は、季節ごと、様々な表情を見せてくれる。

人間が渓谷の周りを勝手に開発し、栄え、かつて多くの観光客を集めた天竜峡。

時が過ぎ、観光客が集まらなくなり、時代に取り残されて衰退していった天竜峡。

でも、天竜峡の美しさは、きっと昔から何も変わっていない。

渓谷を下る舟下り。

何通りかの散歩コース。

ラドン含有量が全国有数だという、上質な温泉。

美味しい湧水。

渓谷にかかる吊り橋。

派手さはないけど、魅力に溢れた観光地だと、ボクは思う。

Conv0013そんな天竜峡を再生させようという、新たな息吹が随所で感じられた。

駅と天竜川の間には、新たに公園が建設されている。

天竜川を見下ろす位置には、今月一日に足湯施設がオープンしていた。

Conv0012舟下りの「舟」をモチーフにした湯船が面白い。

「本日の営業終了」で入れなかったのが残念だったけど。

Conv0010また来たくなる・・・。

ボクにとっての天竜峡はそんな場所。

次回は、ラーメンが美味いと評判の食堂でお昼を食べようかな。

ガンバレ、天竜峡。

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Conv0014これ、きれいだからママにお土産・・・と、そらちゃんは気に入った石を拾ってカバンに入れていた。

赤い三角の石は、イチゴの匂いがするらしい。

一緒に来れなかった大切な人の喜ぶ顔を思い浮かべながら、お土産を選ぶ。

それもまた旅の醍醐味だ。

天竜峡での滞在時間は45分。

あっという間の45分だったけど、ちょうど良い45分だった。

45分といえば、そらちゃんとの45分を思い出す。

あれからお互いに成長したもんだ。

そんな2年前の45分を思い出しながら、13分の電車の旅を終え、ボクたちは帰宅。

日が沈む直前だった。

ボクは、電車に乗って「ピクニック」に行って来たんだと、嫁さんに報告した。

「そうそう」と相槌を打ち、体験したコトを嬉しそうに報告するそらちゃん。

少し強引だったけど行って良かったと、ボクは思った。

そらちゃんとは、人生初の二人旅。

一緒に旅が出来る、そんな父と娘でいたいものだ。

片道13分の旅だって良いからさ。

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嫁さんが席を立った時、そらちゃんが真顔で聞いてきた。

Conv0011ねぇ、お父さん。

ピクニックってどこだっけ?

そんなトコも行ったっけ???

・・・愛らしい娘である。

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2009/04/05

関西ウォーカー

先月末、大阪・奈良に行ってきた。

メインは後輩の結婚式への出席だけど、せっかくだから・・・と、2泊3日、スケジュールをビッシリ入れるコトに。

初日の夜、たまたま大阪出張で来ていた親父、大阪在住の三男、四男+四男の彼女と、難波で合流。

大阪在住の二男は、翌日の東京マラソンに出場するため、すれ違い。

そんな訳で、たらふく飲む。

Conv0013 飲む。

飲む。

飲む。

翌日、仕事がある四男の彼女は早々と切り上げ、帰宅。

賢明な判断である。

飲む。

飲む。

飲む。

・・・イタリアンのお店でワインのフルボトルを10本も頼む客、そう多くはいないだろう。

いくら親父銀行が一緒だからって・・・弟たちの酔っ払いぷり、飲み食いの勢いに、つい冷静になってしまう32歳の長男。

結果、親父銀行だけでは支払い不可となり、長男銀行も出動し、会計を乗り切る。

弟二人は気持ち良さそうに笑っていた。

昨年、還暦を迎えた親父はここで離脱、ホテルへ。

弟たちは笑う。

笑う。

笑う。

笑う。

時々、叫ぶ。

兄弟三人だけで次へ行くものの、席につくなり、寝始める弟二人・・・。

一口食べて寝る。

一口飲んで寝る。

寝る。

寝る。

寝る。

コラっ!

何杯飲んだか、何を飲んだか、何時まで飲んだか、もはや覚えていない。

弟二人は、笑いながら夜の街に消えていった。

オヤスミナサイ・・・

同じホテルに泊まった親父とボクは、翌朝、揃って寝坊。

頭がボサボサの二人、朝食時間にはギリギリ間に合った。

こんな親父が、弟たちが、ボクは好きだ。

かつて10年間くらい、一つ屋根の下に、こんな男たちが一緒に住んでいたと思うと、ちょっとした感動を覚える。

で、こんな男たちをまとめあげていた母には、改めて敬意を表する。

今さらながら、ご苦労さま、そして、ありがとう。

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親父と息子。

朝食後は、健康指向の二人のニーズが一致し、ひたすら歩く。

Conv0007歩く。

歩く。

歩く。

Conv0006スーツケースをゴロゴロ転がしながら、大阪の裏路地をあれだけ歩きまくる親子、そう多くはいないだろう。

離れて暮らす親父と会える機会は多くなく、ましてや二人だけで会うなんて、今となっては貴重な機会。

Conv0010ボクは「息子」に徹するコトを決め、ただただ親父について行った。

全ての問いかけに「任せる」と応え、親父の背中を追い続けたボク。

親父は地図を片手に、気になった寺を目指す。

難波→道頓堀→法善寺→四天王寺。

Conv0011たこ焼きもお好み焼きも串揚げも食べず、道頓堀は素通りし、寺と路地裏を歩きまくった数時間。

久々に過ごせた、父と息子との一時。

ボクもいつか、大きくなったそらちゃんとそんな時間を過ごしたいと思った。

どこに行きたい?

お父さんの行きたいトコで良いよ♪

・・・最高だ。

親父、息子でゴメン。

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最後に、大阪の街を歩いて気になったコト。

花粉症が大変な時期でマスク姿のボク。

そんなボクがくしゃみばかりしているのに、大阪の人はマスクをしていない。

どうしてだろう。

Conv0012 そして、大阪のおばちゃんが乗っている自転車には、必ずと言って良いくらい、ひったくり防止のかごカバー、そして傘立てマシーン?が装着されている。

この春から大阪に住む人がいたら、自転車にその2点を取り付けるコトをお勧めします。

これであなたも大阪人?!

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2009/02/15

トルコメガネ

久々に旅の話を書こう。

今回のテーマは「メガネ」。

ボクは視力が悪く、常にコンタクト、寝る前だけメガネという生活だ。

世界を旅してた時は、1か月の使い捨てコンタクトを使用。

バックパックの中には、コンタクトの洗浄保存液ボトルが何本も。

日本を出た頃、それだけでかなりの重量だったと思う。

今みたいにネットが発達してたら、世界中、どこでも売ってるって、旅立つ前に知れたのに・・・まぁそれも良い思い出。

旅の情報収集がアナログからデジタルへと激変していった、まさにその転換期に世界を歩けたコトを幸せに想う。

カメラはもちろんデジカメじゃなくて、フィルム式の一眼レフだった。

あっ、今回はメガネの話・・・。

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Conv0003 2000年3月、アフリカ、中東を北上したボクは、トルコの首都イスタンブールにいた。

アジアとヨーロッパの中間に位置し、水と光に溢れたその街は、美しく、そして活気に満ちている。

Conv0002 そんな街の安宿に一週間ほど滞在していたボクは、宿で出会った旅人にこんなコトを聞いた。

トルコはメガネが安い。

その人は実際、トルコで買ったというメガネをかけていた。

別に普通のメガネだ。

旅中、一応、メガネも持っていたボク。

と言っても、高校時代に買ったそのメガネは既に度が合っておらず、あくまでも非常用として。

旅先でメガネを買う?

なんか面白そう。

ボクは、トルコでメガネを買うコトに。

その旅人も購入したというメガネ屋に行き、早速フレームを選んだ。

日本と何ら変わらない小奇麗な店内には多くのフレームが並べられており、帰国後も使えるように実用的なものを、と無難なデザインのものを選んだ。

ここまでは日本と全く同じ展開。

なんだこんなもんか。

さぁ次は視力を測ってレンズ選び・・・。

日本なら機械を覗き込んで、瞳孔に光を当てたり、中に見える図柄を見たり。

もしくは昔ながらの壁掛けの表を離れた所から見て、上だと下だとか指で示して視力を測定する。

そして視力に合ったレンズを色々かけてみて、一番合うのを選ぶ。

そんな感じだろう。

さて、トルコは・・・

何枚かのレンズが用意され、付けたり外したり。

そして、外の看板を見ろ、と。

あの字がよく見えるか?

このレンズとこのレンズ、どっちがよく見える?

そんな感じのやりとりでレンズは決められた。

え?

こんなアバウトでいいの?

しかもボク、乱視なんですけど・・・。

乱視って英語でなんて言うんだ?

まぁいっか。

数日後、ボクは完成したメガネを受け取るためその店に。

金額は確か当時の日本円で一万弱。

ん?

別に安くもない?

しかも、案の定、いまいち、度が合ってないというか、使い勝手が良くなかったそのメガネ。

使えば使うほど、目に合っていないコトが実感できた。

それでも帰国後も使い、数年前、新しいメガネを買ったので、その役割を終えたトルコメガネ。

せっかくだから思い出に取っておこうかとも思ってたけど、そらちゃんが見事に壊してくれた。

Conv0001こうしてブログにも書いたし、これでお別れだ。

さよなら、トルコメガネ。

そんな訳で、メガネを買うなら、安くて検査もしっかりしている日本で買った方が無難です。

ちなみにトルコでは他にも、「リーバイスのジーンズが安い」という旅人の情報を真に受け、ばっちり偽物を購入したボクでした(^_^;)

トルコリーバイス。

あれも今どこにあるんだろ。

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2008/11/05

職員旅行~私を砂に埋めちゃって、そして桜島・・・編~

海沿いの道をしばらく走り、天璋院篤姫ゆかりの地、今和泉(いまいずみ)へ到着。

看板などがなかったら、通過してしまうだろう海沿いの小さな町。

篤姫ゆかりの地というコトで、ファンなら堪らないはずだけど、残念ながらNHK大河ドラマ「篤姫」はもちろん、「大奥」も観たことがないボク。

正直言って「篤姫」のコトはほとんど知らない。

なんと同行メンバーも、誰一人として「篤姫」に詳しくなかった。

篤姫サン、ゴメンナサイ。

とはいえ、大河ドラマ篤姫が記録的な視聴率を残した今、鹿児島に行っておきながら、篤姫に全く触れない旅行なんて許されない。

町中に点在するゆかりの地を車で巡り、最後に一族のお墓参りを済ませ、今和泉を後にした。

篤姫がちょっとだけ身近な存在になった様な気になりながら・・・。

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2日目の宿泊地は、九州最南の温泉地「指宿(いぶすき)」の「指宿フェニックスホテル」。

スケールの大きな名前のくせに小さな旅館だったらおもしろいけど、名前通りデカいホテル。

格安旅行パックに付いてて、口コミ情報では正直評判が良いとは言えないホテルだったので、幹事としては内心ドキドキしていた。

確かに一昔前の巨大リゾートホテルって感じで、建物の老朽化や昭和っぽさは否めない。

ハワイをテーマにしてるらしいけど、それがまた中途半端。

夕飯だって、評判通り、決してお勧めできるものではない。

Conv200811050006 それでも全室オーシャンビューだし、和室は広いし、バカでかい温泉は気持ち良かったし、まぁ安いし良いんじゃない?

何より社員教育が行き届いてる感じで、若いスタッフたちの接客には好感を持てた。

昭和っぽさが逆に新しいのかもしれないし。

ガンバレガンバレ。

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ホテルで一休みした後、車で5分ほど離れた場所にある公営施設「砂むし会館砂楽」へ。

砂むし風呂はホテルでも体験できるけど、やっぱり本場に来たからには、「本物」を体験してみたい。

もちろん初体験だからドキドキワクワク。

Conv200810310010併設された温泉施設で浴衣に着替えて海岸に出る。

基本時間10分ほど、温かな砂に埋められる。

砂むし風呂の後は、温泉に戻って砂を洗い流す。

そんな手順を確認し、さぁ、砂むし風呂初体験♪

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Conv200810310009砂むし風呂は地熱を利用していて、干潮時には砂浜に埋められる。

ボクたちが行った時には満潮だったので、砂浜にある屋根つき砂むし風呂を体験するコトに。

バイトらしきお兄さんたちが手際良く、浴衣をまとったボクたちをスコップで埋めてくれる。

Conv200810310011しばし・・・ポカポカタイム♪

他のメンバーは、ほぼ基本時間通り10分で砂から這い出て、温泉に。

ボクは一人、他団体のおじいちゃんおばあちゃんに交じって、30分ほど砂に埋まってた。

Conv200811050007初めのうちは、足の方だけ血が循環してる感じだったけど、少しずつ全身が温められていく。

最後の方は、全身の血液が波打ってる感じで、全身がドックンドックンだった。

うん、確かにやりすぎは危険かも。

それでもまぁ、満月の下、打ち寄せる波の音を耳に、心地良い砂の重圧感を感じながら、全身がポカポカしていく感覚は不思議で何とも言えない。

実に風情ある癒され体験でした♪

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最終日は快晴の下、鹿児島市内へ移動。

西郷隆盛の生家跡地そばにある「維新ふるさと館」を見学。

ここがなかなか面白い。

いや、かなり面白い。

体感型博物館といった感じで、色々と工夫された館内。

Conv200811050001西郷さんやその他、幕末ヒーロー達のロボが大活躍。

手がロケット砲になるは、目からビームが飛び出すはで、ヒーロー達が次々と怪獣たちをやっつける・・・っていうのはウソだけど。

とにかく明治維新までの激動の歴史を、短時間で知るコトが出来た。

学生の頃、歴史に興味が持てず苦手教科でもあったボク。

今でも歴史にはあんまり興味がなく、知識もない。

そんなボクを十分に楽しませてくれ、「歴史をもっと知りたい勉強したい」って思わせてくれたこの場所。

小中学生の頃に来ていたらなぁ。

いや、今からでも遅くない、本を読もう、そうしよう。

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Conv200811050002そして、有名な西郷隆盛像へ。

上野の西郷さんより、はるかにデカいという本場の西郷像は、確かにデカい。

もっとも上野の像は見たコトがないんで、何とも比べられないんだけど、とにかくデカい。

維新ふるさと館での興奮が冷めていなかったので、西郷さんが妙に格好よく見えてしまう。

西郷さん、また会いましょう・・・次は上野で?!

ちなみに西郷さんの銅像と言えば、鹿児島空港前に大仏みたいにデカい銅像があった。

きっとあそこの西郷さんがどこのよりも大きいんだろう。

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Conv200811050003今回の旅行の締めを飾るのは、やっぱり桜島。

桜島フェリー」は1時間に何本もあって、片道15分ほどで行き来している。

人だけなら片道150円と、運賃も良心的。

Conv200811050005ボクたちはレンタカーと共にフェリーに乗り込み、桜島を目指すコトに。

飛行機、車、船・・・と変化に富んだ今回の旅行は、何ておもしろいんだろう・・・と自画自賛してみたり。

時間に余裕がなかったので、島での滞在時間は1時間くらい。

島で一番の絶景という「湯之平展望所」からの絶景を満喫。

Conv200811050004 初日の阿蘇とはまた違った雄大な景色が最高。

秋風が実に心地良い。

そして桜島は「島」だと思っていたけど、過去の噴火によって、実は大隈半島と陸続きになっているコトを知る。

へぇへぇ。

いつかまた来る機会があれば、「桜島マグマ温泉」に入ってのんびりしたいものだ。

サヨナラ、桜島。

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そんな訳で、2泊3日、熊本~鹿児島を巡る旅行が終わった。

心残りとしては、鹿児島市内をゆっくり楽しめなかったコト。

鹿児島の味を心置きなく味わえなかったこと。

特に鹿児島名物「白くま」を、夏季限定なので食べられなかったのが残念。

あとは、失くし物、忘れ物なしの旅行にするはずが、最終日、鹿児島空港で昼食を食べたレストランに、上着を忘れてきてしまったコト。

来年こそは、忘れ物をしないように気をつけます♪

同行メンバーの皆様、ご協力ありがとうございました!

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2008/11/02

職員旅行~知覧の昔に想いを馳せて・・・編~

天気にハラハラさせられた旅行初日の熊本、阿蘇。

一番晴れて欲しい時、場所がそんな感じだったのに、2日目、3日目の降水確率は「0パーセント」

まぁそんなもんだ。

見事な秋晴れの下、九州道を南下し、一気に本日の目的地、鹿児島県南九州市、知覧を目指す。

移動はミニバンタイプのレンタカー。

今回は、行程上、熊本空港で借り、鹿児島空港で返す計画。

通常なら「乗り捨て」扱いとして割高になる所、色々調べて発見した最安の会社「スカイレンタカー」。

キャンペーン期間中のため、乗り捨て料金もかからず、基本料金も相場より1万円近く安く借りられた。

もちろんサービスや車に何の問題もない。

九州でレンタカーを使うなら、お勧めです♪

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熊本南部、信州みたいな山間部を抜け、鹿児島県へ。

その昔、ヒッチハイクで鹿児島港まで行き、そこからフェリーで沖縄へ渡ったコトがある。

人生最初で最後?、「その道の方」が運転する黒塗りの高級車に乗せてもらった・・・というエピソードを、ふと思い出す。

(車と運転手の方の外見にビビリまくり、必死に車内を和ませようと会話するボク)

運転手:ほぉ長野県から来たんか。

運転手:長野県にはワシも行ったコトがある。

運転手:軽井沢だったかな・・・。

ボク:そうなんですか?観光か何かですか?

運転手:逃走じゃ・・・

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あれから10年以上経ち、今回は自分でハンドルを握って車を走らせている。

立派になったもんだ。

そんな訳で、人生二度目の鹿児島県。

左に桜島を眺めながら、鹿児島市を通過し、指宿(いぶすき)スカイラインの展望場所にて休憩。

Conv200810310001遠くに桜島を見下ろす景色が、何とも素晴らしい。

海の上にある山・・・あるようであまりない風景だと、ボクは思う。

明日にはその風景の中にいるんだって思うと・・・堪らない。

最終日は、桜島に渡る予定である。

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スカイラインを抜け、のどかな田舎道を走ると、間もなく知覧町に到着。

特攻隊の基地があった場所として、悲しい歴史を持つ町。

鹿児島に行くなら外せない町、個人的にも行ってみたい場所の一つだった。

薩摩の小京都とも言われ、武家屋敷や庭園が残るコトでも知られている知覧町。

大きな空の下、町中に水路があり、そこにはきれいな水が流れ、沢山の鯉が泳いでいる。

悲しい歴史さえなければ、何も知らなければ、実に平和で静かで穏やかな町。

いや、沢山の悲しい別れを経験したからこそ、現在の町の雰囲気なのかもしれない。

Conv200810310004 印象的なのが、町中の道路脇に建つ灯篭。

新しいもの、古いもの、無数の灯篭が静かに立ち並んでいる。

それらは、特攻隊として戦死した兵士の数だけあるそうだ。

自然と厳粛な雰囲気になる車内。

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そして、知覧特攻平和会館へ。

館内には、特攻隊に関連する資料、そして特攻隊員として戦死した方々の写真、家族や恋人へ宛てた手紙などが無数に展示されている。

Conv200810310003何も考えず、何も感じずに眺めれば、単なる沢山の「展示物」であり「資料」なのかもしれない。

死を覚悟し、愛する人たちへ宛てた最後の手紙、そこに綴られた言葉の数々。

全てに目を通せない位、ものすごい量。

それらは「死」を覚悟した人が想いを綴った「遺書」。

そうか「遺書」なんだ。

本物の「遺書」を目の前にし、読む機会なんてそうあるもんじゃない。

特攻隊員のほとんどが、10代後半から20代の夢や希望に溢れた若者たち。

当たり前の様に、家族や恋人や友達がいた若者たち。

ボクらと何ら変わらない。

違うのは彼らが生まれ育った「時代」だけ。

笑顔の人もいれば、キリッとした顔の人もいる。

まだまだあどけない表情の少年もいる。

写真が撮影されていたその時、彼らは確かに生きていた。

そんな当たり前のコトが脳裏をよぎる。

彼らの年齢より少しだけ上回っていて、一人娘の父親という立場のボク。

もし自分が、死を覚悟したら、誰を想い、どうやって文章に表すというんだろう。

重い爆弾と片道分の燃料を積んだ飛行機に乗って飛び立つ明日の現実を、どう受け入れるんだろう。

とても自分には受け入れられない。

卑怯者や弱虫と言われたって良い、ボクは生きたいと願うに違いない。

Conv200810310002

目立たない様に半地下構造となった三角の小屋の中、薄暗い中で、彼らは「明日」のコトを考え、想いを文章にした。

想像しただけで、無念で切なくて心が張り裂けそうになった。

ボロボロと涙が溢れてくる。

キレイごとや美談で済ませちゃいけない。

戦争という悲劇の下、無念で仕方なかった人が沢山いたコトだろう。

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Conv200810310005とても整理しきれない過去の現実を胸に、平和記念館を後にし、車で5分ほど離れた場所にある「ホタル館冨屋食堂」へ。

特攻隊員たちの母として有名な「トメおばさん」の食堂が、資料館として再現されたその場所でもまた、ボクは涙を流した。

遠い昔のコトではなく、つい六十数年前に日本で起きた現実だってコトを、ボクたちは忘れちゃいけないと思う。

そして現在も、地球のあちこちで、同じ様な悲劇が起きているコトを、ボクは静かに想った。

世界に平和が訪れますように。

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Conv200810310006

その後、徒歩ですぐの武家屋敷群を歩き、庭園を見て回った。

青い空と緑の庭園、大小の石、立派な日本家屋が素晴らしい。

一般公開された家屋や庭もあれば、今も実際に人が生活している家もある。

Conv200810310007 それぞれの違いや本当の奥深さは理解出来ないけれど、心を沈め、整理するには良い時間だった。

でも何より、2時を過ぎ、お腹がすいていた。

「美」を理解するためには、とりあえず知識と充足感が必要なようだ。

武家屋敷群を一通り見て回った後、遅い昼食をとるコトに。

Conv200810310008 調べておいた店に行き、炭を練りこんだという「炭カレー」「炭うどん」を注文。

強烈な見た目に反して味は優しく、普通に美味しかった。

食事後、篤姫ゆかりの地でもある「今泉」を経由し、宿泊地指宿(いぶすき)を目指すコトに。

つづく・・・。

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