カテゴリー「マラソン」の記事

2016/04/21

第18回長野マラソン後編~様々な想いと共に~

スタートの号砲前、熊本地震で尊い命を失った方々への黙とうが行われた。

ざわついていたランナーたちが1分間、静かに目を閉じる。

興奮と高揚感に包まれたスタート会場が静寂に包まれた。

熊本からエントリーしていたランナーは出走を断念したそうだ。

走れるのは、平和や安全があってこそ、決して当たり前のコトではない。

一万人近くのランナー全てがそんな風に感じたに違いない。

被害に会われた全ての方の生活が、一刻でも早く元通りになるコトを祈るばかりである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Conv0056スタート前、子ども虐待防止のシンボルであるオレンジリボンの啓発活動を行った。

フェルト生地を切って作成したバッジ式のオレンジリボンは200個。

作成は、ボクが勤める児童養護施設で生活する高校生の女の子が手伝ってくれた。

Conv0057配布は、昨年から一緒に活動している施設職員、そしてかつて同僚だった後輩が手伝ってくれた。

1万人近くのランナーに対して、たった200個、されど200個。

Conv0058趣旨に賛同してくれたランナーたちに、あっという間に配るコトが出来た。

この活動をしたからってすぐに虐待が無くなったり、社会が変わる訳じゃない。

そんなコトは重々承知している。

でも小さな活動を重ねていけば、沢山のエネルギーが集まり、次第に大きな力になっていくコトを実感しつつある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Conv00608時半、様々な想いを胸にスタートを切った。

花粉症薬による体調不良は改善するコトはなく、何となく身体はだるい。

でも鼻たれランナーにはならずに済みそうだ。

心配された天気は曇り空、でも自転車が倒れるほどの強風が吹いている。

まぁ雨のスタートじゃないだけで充分だ。

与えられた状態でいかにベストを尽くすか。

それがマラソンだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

長野マラソンは沿道の応援が本当に素晴らしい。

多くの方が声援だけではなく、ハイタッチで応援してくれるのである。

善光寺の参道を駅に向かって駆け下りていく辺りなんて、本当に感動的だ。

ボクは、可能な限り、ハイタッチに応えながら走ると決めている。

そんな沿道の皆さんやボランティアスタッフに支えられながら、ボクは快調にゴールを目指した。

あれ?意外にイケるかも。

すごいぞ、みんぺ~!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そう思えたのも途中までだった。

むむ!

20キロ前後から降り始めた雨、そして強烈な風。

むむむむ!!!

天気さえ良ければ最高に気持ち良いはずの五輪大橋の上は、まさに地獄絵図。

むっひょ~~~!!!

風通しの良い橋の上なので、横殴りの暴風雨で前に進むのが必死だった。

むひゃひゃひゃひゃ~~~!!!

こんな状態であと20キロ近くも走れるんだろうか。

暴風警報まで発令されたらしい。

これはマラソンというより、もはや修行である。

でも、そんな悪天候の下、立ち続けている沿道の方々、ボランティアの方々、そして一緒に走っている多くのランナーがいる。

Conv0063負けるな、みんぺ~!!!

止まるな!進め!

てか雨よ、やんでくれ~!

・・・・・・・・・・・・・・・・

Conv0051そう自分を奮い立たせながら走り続けていたら、30キロ辺りからは、雨もやみ、ついには青空が出てきた。

なんて気持ちが良いんだろう。

暴風雨の後だから尚更そう思う。

フルマラソンって苦しいけど楽しいな~。

知人の応援などもあり、ぐんぐんとペースアップするボク。

Conv0061昨年末、天国に旅立った親友からも、いつも通りリストバンドを通してエネルギーを貰えた。

ありがとう。

このままゴールまで行けるに違いない!

すごいぞ、みんぺ~!

一気にゴールを目指すんだぁ~~~!!!

・・・・・・・・・・・・・・・

しかしそんなに甘くないのもフルマラソン。

ゴール前数キロで、突如、右膝が痛み出した。

おっと、またこのパターンかよ。

痛っ、いってぇよぉ~~~!

負けるな、みんぺ~!

・・・・・・・・・・・・・・・・・

Conv0062



GOAL!!!

最後は例のごとく、半泣きで足を引きずりながら…といういつも通りの展開。

Conv0054タイムは目標としていたサブフォー(4時間を切るコト)はならず、4時間22分くらい。

まぁベストを尽くした結果なので満足はしている。

よく頑張りました~ヽ(´▽`)/

一緒に走った仲間たちも皆、完走を果たした。

Conv0055みんな、お疲れさま。

大会運営スタッフの方々、ボランティアの方々、悪天候なのに沿道で応援して下さった方々、おかげさまで元気にゴールできました。

ありがとうございます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

オレンジリボン啓発活動の成果は…

リボンを付けて走っているランナーを見かける度に声を掛けたり、反対に声を掛けられたり…

ゲストランナーとして走っていた高橋尚子さんにリボンを付けてもらったり…と、小さな活動の反響と手応えはそれなりにあった。

スタート前のアップや準備もままならなくて大変だったけど、頑張った甲斐はあったって訳だ。

Conv0059翌日の朝刊には、そんな活動の様子が掲載された。

今後も、無理のない範囲でマラソン大会での啓発活動をしていきたいと思う。

リボンを付けて走って下さるというランナーの方、一緒に配布を手伝ってくれるって方、その他、この活動に興味や関心がある方、連絡お待ちしています。

昨年同様、11月3日に、オレンジリボンをたすきに見立ててリレーするイベントを長野県内で開催予定です。

つなごう、子どもの笑顔!

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2016/04/19

第18回長野マラソン前編~2つの懸念材料~

3回目の出場となる長野マラソン。

30代最後にサブフォー(4時間切るコト)を目指すぞ!と意気込んでいた。

フルマラソンへの挑戦も今回が5回目になるし、失敗経験も含めた経験値もそれなりに積んできた。

しかし、年度末は公私共に忙しく、体調を崩してしまったり…で、思うように練習を積めず。

まぁなるべく楽しく走って、笑顔でゴールするコトを目標に…。

・・・・・・・・・・・・・・・・

とは言え、今回、懸念材料が2点あった。

1点目、花粉症。

花粉症の症状が酷いボクは、昨年、一昨年と注射をするコトでこのシーズンを乗り切ってきた。

しかし、昨年は長野マラソン直前に打ったコトで、ゴール前に意識もうろうとなり、明らかに体調が悪かった。

注射だけが原因ではないと思うけど、あれだけ劇的に効果があるってコトは身体に何か良くないコトが起きていたに違いない。

ステロイド注射な訳だし、打たずに済むならその方が良いはず。

その他、精神的にも何となく不安定になったりだったので、今シーズンは注射をせずにいくコトに決めた。

・・・・・・・・・・・・・・・・

そしたら…あれ?意外に平気かも。

何とかなるかも。

病は気から、まさにそんな感じ。

それなりに症状はあったけど、重症化はしなかった。

よし、長野マラソンもこの調子ならいける。

・・・・・・・・・・・・・・・・

そう思ってたら長野マラソン直前の金曜日に突然重症化。

ダラダラと水のように流れる鼻水、そして止まらないくしゃみ。

こりゃヤバい。

こんなんでフルマラソン走れる訳がない。

あまりにひどいんで、見るに見かねた義母が薬をくれた。

薬を飲むとそれなりに効くんだけど、人並み以上に激しい眠気と全身倦怠感に襲われるボク。

当日、案の定、花粉症の症状は落ち着いたけれど、体調不良に陥った。

頭がボーっとして微熱っぽい。

世の中の花粉症重症ランナーたちはどうやって対策してるのでしょうか???

・・・・・・・・・・・・・・・・・

懸念材料の2点目、天気。

自他共に認める悪天候男のボク。

そんなボクが張り切り、移動すると天気が崩れる。

過去の雨実績(?!)も充分。

なので、天気のコトは気にしないように心掛けた。

張り切らないようにもした。

・・・・・・・・・・・・・・・・

Conv0049だけど、当日、9~12時の降水確率80%というミラクルな予報を叩きだしてしまった。

スタートは8時半。

今思うと、開会式やスタート前に天気が持っていたのも予報通りという訳だ。

結果的には、雨だけではなく風まで…。

ランナー、そして関係者の皆様、ゴメンナサイ。

雨が降ったのはボクのせいです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんな訳で、3回目の長野マラソンはスタートした。

つづく。

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2015/04/22

長野マラソン後編~涙のゴール!?~

心身共に万全の状態でスタートしたボク。

ペース配分や補給食の摂取計画もばっちり。

コースも昨年に続いて2回目なので、ゴールまでのイメージは描けている。

フルマラソンの折り返し地点は20キロ地点じゃなくて、30キロ地点。

Conv001830キロからが後半戦であり、そこまでいかにスタミナを残しておくかが大切。

小出監督が著書でそう書いてた。

30キロまでは無理せず計画通りのペースを保って走る。

30キロからが勝負だ。

焦らない焦らない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Conv001020キロ辺りまでは想定通りに走れた。

うん、良い調子だ。

このペースならいける。

沿道の応援も相変わらず素晴らしい。

昨年同様、手を差し出してくれている人、特に子どもには可能な限りタッチしながら走った。

善光寺の参道を下る辺りなんか、あまりに応援が素晴らしくて涙が出そうになる。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんな最高の心身状態で走っていたボクに異変が起き始めた。

まずはペース配分の頼りにしていたスマホアプリのエラー。

距離の計測不能となった。

まぁ時計もつけていたし、大した問題じゃない。

次に快晴だった空が下り始め、雨がパラパラと。

最強悪天候男の本領発揮?!

まぁ大雨って訳じゃないし、これも大した問題じゃない。

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多少のアクシデントにも平常心を保っていたボクだったけれど、25キロ付近から右膝に違和感が。

ん?

痛み?

昨年の長野マラソンまでは左膝がよく痛くなっていたけれど、良いサポーターに出会ってからは改善され、その後は怪我知らずのボクだった。

Conv0013今回は予防として、左膝にサポーターをして走った。

違和感が生じたのは、その左膝じゃなくて右膝。

え?

右!?

完全に想定外。

むむむ。

右膝は、サポーターをしていなかった。

てか右膝用は持っていない。

違和感が痛みに変わるまではあっという間。

何とかペースを保って走れる痛みから、次第に激痛へと変わっていく。

むむむむーーー

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

30キロ以降は激痛が超激痛へと進化、いや悪化。

足を踏み出す度に、あいたたた~って感じ。

数キロごとに設置された救護テントを見つける度、そこで冷却スプレーを右膝にプシュー。

Conv0017前半は1キロ5分前半ペースだったのに、最後の数キロは10分前後かかった。

視界に入っているゴールのオリンピックがなかなか近づかない。

歩いてたり立ち止まっているランナー以外、全てのランナーがボクを追い越していく。

むむむ、むぉ~~~

悔しいというより、早くこの痛みと苦しみから解放されたいという想いしかない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

!!!

お、思い出した。

いざという時のために痛み止めを所持していたのである。

しかし残念なコトに、思い出して服用したのはゴール数キロ前。

効いてきたのはゴール後だった(*_*)

!!!

き、気付いてしまった。

昨日、せっかく御開帳中の善光寺に行き、回向柱の前に行ったのに、撮影に夢中になって触ってなかった。

ご利益が~(^_^.)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんな訳でゴールのオリンピックスタジアム前の直線数キロは、もうフラフラのヘトヘト。

痛みとしんどさで涙がにじむ。

沿道の温かい声援が嬉しくて涙がにじむ。

もう完全にTVドラマ「ひとつ屋根の下」最終回のあんちゃん気分である。

痛い、苦しい、逃げ出したい。

でも、北の大地の親友は比べものにならない位の痛み、苦しさ、そして不安や恐怖と逃げずに闘っている。

親友に貰ったリストバンドを巻いた腕を、何度も空に突き上げた。

くっそー、でも痛いよぉ~(T_T)

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キミの~心へ続く~

ながい~一本道は~

いつも~ボクを~

勇気づけた~

Conv0015_2…GOAL!!!

雨に濡れ、痛みで倒れそうになりながらゴールした。

やっと終わったぁ。

心の底からの安堵感に包まれるボク。

タイムは4時間40分。

Conv0008サブフォー達成どころじゃなかったけれど、我ながら本当によく頑張ったと思う。

最後の1時間はまさに極限状態での闘い。

痛みに耐えてよく頑張った。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ゴール後は痛み止めも効き、膝の痛みは軽減。

もう少し早く飲んでたら違ったかなぁ。

Conv0011夜、友人らと飲んだ打ち上げのビールは格別だった。

これがあるからやめられない。

飲み放題だったので、調子に乗って飲み過ぎた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Conv0009翌朝は友人と共に早起きして、再び善光寺へ。

昨日、触り忘れた回向柱に、ここぞとばかりにベタベタと触りまくった。

ご利益ありますように…(^_^.)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いやぁ~マラソンって本当に難しい。

そして奥が深い。

でも面白い。

Conv0014しんどいけどね。

限界を超えたボク、そしてボクの膝はまた少し強くなれた気がする。

今日からまた、仕事も家庭もマラソンも楽しみながらがんばろっと。

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第17回長野マラソン前編~目指せサブフォー~

Conv00034月19日に開催された第17回長野マラソン。

一万人近くのランナーが走る、今や超人気の大会だ。

この大会に向けて冬場の走り込みも重ねてきた。

4回目のフルマラソン挑戦ってコトで、目標は完走ではなく、『サブフォー』。

『サブフォー』ってのは4時間を切るタイムでゴールするって意味。

これまで、4時間58分、4時間27分、4時間17分とタイムを縮めてきた。

だから頑張れば何とかなるかも…そんな目標だ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Conv0001体調面、メンタル面、当日までの状態は良好、目標達成に向けた対策も万全だった。

体重も昨シーズンより1キロ減。

これまで色々なトラブルを抱えつつ大会を迎えてきたボク。

しかし今回は天気も快晴、忘れ物とかもない。

あれ?

このままでいいの?

雨は?

すんなりサブフォー達成しちゃっていいの?

みんぺー、やる時はやるよ。

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まぁしいて直前まで悩んだコトと言えば、勝負シューズをどうするか…だった。

クッション性重視で重いけれど履きなれた『ゲルカヤノ』か、軽量で底が薄いスピード重視の『ライトレーサー』か。

確実性を取るか、勝負に出るか…の二者択一。

マラソンやる前のボクは、シューズごときで!とか、何だって同じだろ!って思ってた。

自分好みのデザインで、かっこいいシューズでいいじゃんって思ってた。

でも、自分に合ったシューズを履くかどうかって超重要なのである。

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練習で軽い方の『ライトレーサー』を履いて10キロちょっと走った所、足が痛くなるコトもなく、タイムは明らかに速くなった。

すげー。

よし決まった。

Conv0002男には身体を張って闘わなきゃいけない時がある。

勝負しよう。

多少、足が痛くなったって良い。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

前日、夜勤あけで長野まで車移動した。

特にトラブルはなかったけど、しいて言えば旅館のカギを紛失したコトくらい。

十分トラブルだろ(ー_ー)!!って言わないで。

Conv0004御開帳中の善光寺詣りもしてきた。

ありがたい仏像と紐で結ばれた「回向柱(えほうばしら)」が夕闇の中、凛とした姿で立っていた。

これに触れるとご利益があるのだ。

夕食を終え、入浴も済ませ、あとは寝るだけ。

Conv0005緊張して寝れないなんてコトもなくしっかり早めに就寝。

当日朝も寝坊するコトなくすっきり起床。

会場に着いても、緊張感は全くと言って良いほどない。

むしろワクワクしてた。

さて、サブフォー達成への条件は整った。

いくぜ、みんぺ~!!!

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2015/01/28

新宿区民マラソン~自己最速記録達成!?~

昨年に続き、二度目の出場となる「新宿区民マラソン」。

朝3時起床、新宿区と姉妹都市である伊那市高遠を出るバスが出発したのは4時。

もちろん日の出前、完全に夜だった。

しかも体調イマイチ、風邪の引き始めって感じ。

いや、気のせいだ。

病は気から…

そう思うコトにした。

Conv00452年前、初めて挑戦したフルマラソン前夜に発熱した際に飲んだドリンクをゴクリ。

あの時は発熱翌日にも関わらず、土砂降りの中、5時間かけて完走した。

ボクにとっての縁起物ドリンクってヤツだ。

コレを飲めばイケる…はず。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

バスに揺られながら寝たり起きたり…を繰り返し、気が付くと夜が明けていた。

そして東京で朝を迎えた。

Conv00467時過ぎには、大会メイン会場である神宮球場近くに到着。

前回は国立競技場がメイン会場だったけど、ご存じの通り、改修工事中なので代わって神宮球場になったって訳。

神宮球場と言えば、ボクが初めてプロ野球の試合を観た思い出の場所だ。

阪神VSヤクルト戦。

真弓、岡田、掛布、バース、キーオ…。

憧れの阪神タイガースのスターたちに、少年時代のボクは目を輝かせた。

Conv0038そんな場所にボクが立てるなんて夢の様である。

個人的には、国立競技場より神宮球場かも(*^。^*)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

体調は…相変わらず。

鼻水は垂れてくる。

身体も何となく重い。

完全に風邪だ。

…でも、何とか走れなくもない…気がする。

今日は晴天になりそうだし、きっと気持ち良く走れる。

そうだ。

楽しく走れば良いじゃないか。

タイムにはこだわらない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Conv0044ハーフマラソンのスタート地点は神宮球場外の道路だった。

あれ?

神宮球場からじゃないんだ。

まぁいいや。

ゴールは神宮球場。

憧れのスターたちが活躍した憧れの場所を目指そう。

記録を狙わなくて良いので、特に緊張もせず走り始めた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

走り始めるとやはり身体が重い。

足が前に進まない。

息が切れる。

…鼻水も垂れる(^_^.)

やはり風邪気味で21キロ走るのは厳しいのか。

身体のしんどさばかりが気になって仕方がない。

無理はしない、無理はしない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そんなボクを救う?異変が起きた。

「尿意」だ。

スタート直前にトイレに行ったにも関わらず、遠くの遠くで尿意が。

さっき行ったばかりだし、まさか…ね。

しかし、一度感じた「尿意」はその存在感がどんどんデカくなるもの。

みんぺ~くぅ~んっ!

どんどんと押し寄せてきた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

普通のマラソン大会は、コース途中に公設トイレが沢山設置されているのだけど、今回のコースは走っても走っても…ない。

都心部のレースだ。

しかも人が多い。

その辺で用を足すって訳にもいかない。

せっかく地元の皆さんが協力してくれているのに、そこを汚すなんて失礼極まりない。

Conv0042それでも何とか出来そうな場所を探しながら走った。

人がいなくて…土か草で…

ない!!!!!

ヤバいよヤバいよぉ~~~

もれちゃうっ!!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

風邪症状なんてもはやどうでも良くなっていた。

尿意>風邪症状

「尿意」と一体化したボクは、どんどん前に前に進んだ。

全然身体重くないじゃん。

トイレはどこだどこだ~~~?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あまりの尿意にもう笑うしかなくなってくる。

鼻水垂らしてニヤニヤしながら走るボク。

まさに、おかしな人である。

やっぱその辺で用を足すって訳にも…いかない…よね?

(中略)

スッキリ(^_^.)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「風邪症状」「尿意」の宿敵2本柱を克服したボクに、もはや怖いものはない。

生まれ変わったボクは、どんどんスピードを上げ、残り3キロほどの地点に差し掛かった。

どうやらコースが分かれ道に差し掛かるようだ。

Conv0043新宿マラソンのコースは同じ様な場所を何周かする。

それまでも何度か分かれ道はあった。

あれ?

分かれ道なのに案内板がない。

大会スタッフが倒して補修しているのである。

どっちだ?

どっちなんだ?

代わりに何人かのスタッフが何やら叫んでいる。

~周目の方は右です!

~周目の方は左です!

ん?

ボクは何周目なんだ?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

周囲の同じ様なペースのランナー達に引き寄せられる様に、ボクは右コースへ。

あれ?

神宮球場に入っちゃうの?

入ると見せかけて、またグルグル回るのか?

あれ?

やっぱり球場に入っちゃうではないか!

Conv0040てかゴールゲートがある!?

え?

ゴーーーーーーーール!!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

…はい。

まさかのショートカットゴールしちゃいました。

残り3キロのために残していた余力と共に。

タイムはもちろん自己ベスト。

Conv00413キロ少ないんだから当たり前だっ。

こんなに達成感のないゴールは初めて。

未達成感ゴール…。

そしてゴール後、忘れていた風邪症状も華麗に復活。

鼻水、咳、発熱…チーン。

まぁそんな中でよく頑張りました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ってこれで終わるはずが、翌々日の朝、39度近い高熱を出し、仕事を休んでしまった。

嫁さんがインフルエンザに罹ったので、その疑いが大きかったけど幸いにもボクは陰性。

点滴と服薬で何とか熱は下がって復活しそう。

健康になるためにマラソンしてるのに…うーん、無理は禁物ってコトですね。

猛省…(*_*)

ご心配とご迷惑をお掛けいたしました。

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2014/11/10

第2回飯島町米俵マラソン

Conv0001昨年に引き続き、飯島町の米俵マラソンに出場してきた。

忍者姿で走り、けっこうな反響があった昨年

さて今年はどうしよう…。

Conv0016今回は何着て走るの?!

そんな周囲からの期待の声はあったけど、今回、また新たな姿で走ってしまうと、今後も出場する限り考えなければいけなくなる。

そういうの嫌いじゃないけど好きでもない。

面倒くさいと言えば面倒くさい。

「みんぺ~=忍者」で行くか、それとも新たなのに挑戦するか。

重要な決断を迫られた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

…あっ、あいつがいた。

数年前の職場のクリスマス会のために自作した「あいつ」がいた。

ただ、ニット素材の目ざし帽を改良した「あいつ」のマスクは、マラソンには不向きも良いトコだ。

ステージに出て何分かその場にいるならまだしも、10キロ走るって…大丈夫?自分?

まぁ何とかなるか。

何とかしよう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Conv0002そんな訳で…降臨。

スリムくまもん。

本物の「くまもん」とはかなり違うけど、まぁギリギリくまもんだ。

かわいくないし、ユルくないし…でも、くまもんだ。

いや、くまもんって言ってしまうと、色々と大人の事情が絡んでしまうといけないので、『スリムなクロクマさん(以下、スリクマさん)』とでもしておこう。

熊本県の超有名ゆるキャラ風だけど、全く無関係なのである。

・・・・・・・・・・・・・・・

悪天候男のボクが気合を入れて出場するだけあって、第1回の昨年は濃霧、そして今年は雨…だ。

そもそも5キロの米俵を背負って走るだけで、けっこうハードなこの競技。

距離も昨年の最長部門5キロから、新たに設定された倍増の最長部門10キロにエントリー。

Conv0010昨年の経験を生かし、米俵はおんぶ紐を使ってしっかりと身体に固定。

米俵が揺れると負担倍増になるのである。

しかし、しっかりきつく結ぶと、今度は胸が圧迫されて呼吸が苦しい。

何より、ニット帽をかぶっているので、分厚いマスクをして走るようなもんだ。

まぁ雨が幸いして暑さはさほどでもなかったけど。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Conv0013米俵を背負ったスリクマさんの注目度は抜群だった。

皆、くまもんだと思い込んで「くまも~ん」と声援をかけてくれる。

分からなくもない。

こんな「くまもん風の黒い生き物」が米俵背負って走ってくるんだもん。

そりゃ写真撮っておけば話のネタにはなるだろう。

とにかく老若男女、様々な方が応援してくれたので、極力手を振って応える様にした。

雨の中、傘をさして応援して下さり、本当にありがとうございます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Conv0012思っていた以上にアップダウンが激しく、難易度の高いしんどいコースだったけど、表情を変えるコトなく(笑)、スリクマさんはゴールした。

タイムは約53分。

Conv0015世界でここだけの大会なので、必然的に世界順位になるらしい。

米俵5キロ背負って10キロ部門、世界第51位って訳だ(笑)

「悪天候」「米俵」「マスク」「坂だらけ」を思うと、我ながら良く頑張ったと思う。

給水所で水を飲むのも必死だった。

なんせ、中身が人間だってバレちゃいけないんだもん(笑)

ちなみに、どういう訳か、くまもん風なのに「かわいい!」とはついに一度も言われなかった。

ユルくないから仕方ないのか。

あっ、密かに狙っていて、表彰式にもスタンバイしてたのに仮装大賞への入賞はあっさり逃したスリクマさんだった(^_^.)

残念!!!

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Conv0003ース後は、米俵マラソンなだけあって、新米食べ放題、新蕎麦も豚汁も無料。

昨年も味わったのだけど、飯島の米は本当に美味しい。

Conv0005参加賞で貰えるオリジナル丼ぶりにアツアツの新米を盛ってもらい、そこに載せる具材を「おかず横丁」で格安で購入出来るってシステムだ。

名付けて「飯島町ごはんですよ」という初企画、実に素晴らしい。

Conv0004たっぷりお腹一杯頂きました。

ごちそうさまでした~!!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、今回は家族四人で参加したのだけど、そらネェは雨の中、一人で走って3キロ完走。

Conv0006嫁さんとコーキーは家族部門に出場し、なんと5位入賞を果たした。

雨の中、本当によく頑張りました。

元気に走り、モリモリ食べて、温泉でまったり~と良い休日となった♪

・・・・・・・・・・・・・・・・・

Conv0011さて、参加費こそ決して安くはない大会だけど、スタッフのおもてなしは100点満点。

大会の実行委員長さんの一生懸命さ、アツさも100点満点。

沿道の応援も100点満点。

本当に温かく楽しい大会です。

Conv0009背負った分の新米こしひかり5キロを味わうのが楽しみ楽しみ。

ところで持ち帰った5キロの米俵…どうしよっかな~。

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2014/10/28

諏訪湖マラソン翌日のラジオリスナー

諏訪湖マラソンで一緒に走った大学の同期「クボクン」は、FMラジオリスナーだ。

特にお気に入りの番組が伊織智佳子さんの『Oasis(オアシス)79.7』で、平日朝7時半~放送(長野県限定)している。

通勤がいつも同じ時間帯なので、習慣として車の中で聞いているらしい。

ボクもたまに車でラジオを聴くので、そのDJの名前も番組名も知っている。

マラソン大会の度に、その番組へメール投稿しているクボクン。

翌朝に読まれるのが楽しいそうだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回のマラソン後、クボクンがこんな提案をしてきた。

伊織さんの番組に3人でメール投稿しよう。

ん?

よく分からないけど、断る理由もないし、読まれたら面白いかも?

そんな訳で、人生初となるラジオ投稿するコトに。

一緒に走ったもう一人の同期「ボス」も同じく。

やり方は、教えてもらったアドレスにメール送信するだけ。

簡潔に書くと良いと、クボクンがアドバイスしてくれた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

翌日、会議に出席するために早朝5時半に起床し、飯田を目指して移動していたボク。

車の中でラジオに耳を傾けていた。

すると…

『 昨日は諏訪湖マラソンでした。

前日に咳が止まらず通院して点滴、服薬していたのに、何とか完走。

しかも自己ベストでゴール出来ました。

一緒に走った同期のクボクン、ボスお疲れ様! 』

さすが持ってる男?みんぺー、初投稿で読まれましたヽ(´▽`)/

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

自分の書いた文章が電波に乗ってラジオで流れるってのは、何とも不思議な感覚。

ただし…ただし…だ。

持ってる男?みんぺ~は、それだけでは終わらない。

「飯田市のみんぺ~」って書いたはずなのに、「飯田市のみんべ~」って間違えて読まれてた。

「ぺ(PE)」じゃなくて「べ(BE)」ね。

しかもアクセントも「みん」が強くなっていて、何とも不思議な響きの名前になっていた。

「鶴瓶さん」みたいな感じと言えば分かる?

みんべぇさん…だって…(^-^;!!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Conv0032そんな訳で、前日まで咳が止まらず、通院、点滴をしていたボク。

病院で処方された薬はもちろん、生薬の沢山入った栄養ドリンクを飲んだり出来る限りの対策をして大会当日を迎えた。

Conv0031大丈夫?…と周囲に心配されながら、1時間50分を切るという自己ベストでゴール!!!

あれ?走れちゃった。

そんな感覚だった。

走った後も割と元気で、翌日になっても筋肉痛はほとんどない。

Conv0037色々と対策を講じた成果でもあるけれど、何だかんだで体力がついてきているのかもしれない。

青森フルマラソン帰省、大分結婚式弾丸ツアー…と北へ南へ…忙しかった10月が何とか終わろうとしている。

その都度、扁桃腺が腫れかけたけど、発熱して仕事を休むコトもなく頑張れた。

Conv0036不規則な仕事との両立、よく頑張ったと我ながら思う。

あっ、伊織さん、またメール投稿しますね~!!!

飯田市のみんべぇより。

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2014/10/09

アップルマラソン②~ただいま、ありがとう~

アップルマラソン前夜、飯田から九時間近くかけて、実家に到着した。

再会を楽しみにしていた岩木山は、残念ながら雲に隠れて見えず。

また明日…だな。

数日前に発症したノド痛と長距離移動の疲労感があったけど、久々の実家、そして両親との会話は心地良かった。

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「無理なら途中でもリタイヤするんだよ」

相変わらず多忙で帰宅が遅かった母は、そんな体調でフルマラソンを走るボクを心配してくれた。

母が帰宅する前、親父とは久々にゆっくり二人で話をした。

「最近は色々なものに霧がかかった様に感じる」

「目の前のコト、明日のコトを楽しみにして生きている」

「30代は良かった。飛んだり跳ねたり出来たし人生が一番輝いていた」

「明日…応援に行くから…がんばれ」

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手術により、片目を失明した親父は視界が狭まり、それにより「霧がかった」様に見えるらしい。

視界だけでなく、全てが霧がかっている様に感じているのかもしれない。

それでも、「失った機能を嘆くより、残った機能をどう生かすか…って…誰かがが言ってたよな」とも口にしていた。

色々と後遺症はあるけれど、それでも親父は再び、確実に、前に前に歩き始めている。

そう実感した。

久々の親父と息子二人きりの時間は、ボクに明日への活力を注入してくれた。

よし、頑張ろう。

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マラソン当日の朝食は、作戦通り、納豆ご飯、みそ汁、豆乳、餅を食べた。

喉はまだ少し痛むけど、出来る限りのコトはしたから、何だか余裕がある。

何より、地元開催の大会に出場するのは初めて。

楽しみで仕方がない。

大会会場に到着後、ボクはウォーミングアップがてら岩木山が見える場所まで行ってみるコトに。

Conv0025じーーーん。

その美しすぎる姿に涙が出た。

心身が未熟だったけど、不器用に必死に生きた10代のボクをいつも見守ってくれた岩木山。

昔と何も変わらぬ姿がそこにあった。

ただいま。

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今回、人生三度目となるフルマラソン。

しかも折り返し地点まではダラダラとした登り坂が続くコース。

正直、自信なんてなかった。

完走出来るつもりではいるけど…体調万全じゃないし大丈夫なのか?

でも、この岩木山を目の前に、グイッと気持ちが切り変わった。

Conv0028岩木山に見守られながら走れる。

それが楽しみで仕方なくなった。

しかも今回、ゴール前には両親が待っていてくれる。

期待感と楽しみが不安感を完全に打ち消した。

あぁ~楽しみ。

Conv0029よしっ、頑張るぞぉーーーー!

そんな前向きな気持ちでのスタートだった。

バァーーーン!!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Conv0030スタート後、しばらくは岩木山に向かって走った。

秋空の下、くっきりと見える岩木山が少しずつ大きくなっていく

なんて気持ちの良いコースなんだろう。

Conv0027しみじみ感動しながら走った。

岩木山は見る方向によって形が違う。

段々と形を変えていく岩木山はそのうちに視界から消え、その後、岩木川が現れた。

父なる岩木山から、母なる岩木川へと移りゆく風景。

りんご畑と田んぼの風景。

沿道から当たり前に聞こえてくる津軽弁の会話。

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津軽に住む人には当たり前の風景、音だろうけど、津軽を離れて20年も経つボクには、心底心地良い。

身体の奥から不思議なエネルギーが沸いてくる。

折り返し地点までは登り坂なのに、不思議なほど全くペースが落ちなかった。

復路は、ゴール前にある最後の登り坂まで、ほぼ下りだ。

このまま行けば目標としてた4時間も切れるかもしれない。

故郷、津軽のパワー、すげーーー。

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…と、そんなに上手くいかないのがフルマラソン。

…と、そんなに甘くないのがフルマラソン。

やはり折り返し後、25キロ前後からペースが徐々に落ち始めた。

気持ち的には全然大丈夫なのに、手足が重くなってくる。

しんどくなり始めた、そんな時、先の方から馴染みの音が聞こえてきた。

それは、地元の人たちによる「ねぷた囃子」だった。

その笛と太鼓の音とリズムに、ボクは心底感動し、力がまた湧き上がってくる。

故郷、津軽のパワー、すげーーー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

沿道の色んなコトに感動しながら前に前に進むボクだったけど、やはり30キロ以降はしんどい。

フルマラソンはやっぱり甘くない。

心が折れそうになる。

しんどい。

しんどい。

Conv0031そんな時、再び視界に入ってきた岩木山。

残り10キロは気持ちとの闘いになる。

岩木山、頼む!

岩木山を背にしながらボクはゴールを目指した。

何度か後ろを振り返って岩木山からパワーを貰いながら、ボクは走った。

北の大地で闘う親友から貰ったリストバンドを巻いた腕を、何度か高く突き上げた。

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しんどい。

しんどい。

ゴール前、最後の登り坂で両親が待っているはず。

それを励みに、最後の直線を走った。

両親は、予想していたよりだいぶ手前で待っていてくれた。

え!えええ!?

急に視界に登場した親父。

そして写真撮影のため、走って先回りしようとする母。

Conv0021心の準備が追い付かなかったけど、そりゃもう嬉しかった。

親父~!

お母さ~ん!

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Conv0036当たり前の様に、沿道で応援してくれている親父。

当たり前の様だけど、決して当たり前ではない。

全然、当たり前なんかじゃない。

奇跡、奇跡、奇跡の連続の結果だ。

そんな親父の応援を受け、ボクはゴールまでの登り坂を駆け登った。

不思議なほど、笑顔だった。

親父の力に後押しされたボクは、そこから何人も追い抜き、そのまま猛ダッシュでゴールした。

Conv0024ゴーーーーール!!!

最高に気持ち良かった。

なんて幸せなゴールなんだろう。

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Conv0026結果…

25キロ以降の失速もあり、残念ながら4時間は切れず、タイムは4時間20分弱。

でも今、持っている全ての力を出し尽くした結果だ。

これっぽちも後悔はない。

Conv0033強行スケジュールで体調が万全ではない中、我ながら、本当に良く頑張ったと思う。

岩木山に見守られながら、津軽路を走れたコトが、ただただ幸せだった。

ありがとう。

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Conv0034ゴール後、駆けつけてくれ、頑張りを労ってくれた両親。

結局、38歳のボクもまだまだ子どもだってコト。

両親に認められ、褒められたコトが純粋に嬉しかった。

その夜、突然、親父は宣言した。

「明日の朝から納豆ご飯を食べようかな」

朝食に甘い菓子パンを食べる生活を続けていた親父。

母にご飯食を勧められても頑なに拒否していたらしい。

そんな親父は、何度かつぶやいた。

「3年後、アップルマラソンに出られる様に本気で頑張ろうかな」

今日明日のコトしか考えられず、霧の中で生きる親父の人生を、ほんの少しでも明るく照らせたのであれば、息子として最高に幸せに想う。

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Conv0032台風が迫る中、体調悪いのに往路9時間移動し、フルマラソン完走し、復路10時間移動した3日間。

時間とお金と体力をかけた甲斐があったってもんだ。

3年後、親父と一緒に津軽路を走るコトを目標に、ボクもまた頑張ろうと思う。

今回の帰省で、何人かの友人と再会し、何人かの友人と久々に連絡が取れた。

ボクを育ててくれた故郷、津軽は本当に温かい。

ありがとう。

また帰ってきます。

※帰りは台風直撃のため、飛行機は早々諦め、新幹線でのんびり帰りましたとさ。

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2014/10/02

アップルマラソン①~故郷を駆ける~

親父は、母と二人で故郷のマラソン大会に出場したコトがある。

もちろん倒れる何年も前のコト。

ボクがマラソンを始めるよりも前だったかもしれない。

5キロ走り(歩き?)、二人仲良く揃ってゴールしたその記録証は、実家のリビングに誇らしげに飾られている。

その記録証を見て、いつか走ってみたいなぁーと思っていた。

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でも、マラソン大会に出るためにわざわざ連休取って、高い交通費をかけて帰省するのも大変なコト。

まぁいつかは…と言いつつ、実際に出場するコトはないなぁーと思っていたその大会。

Conv0019その大会とは、故郷、青森県弘前市で開催される「アップルマラソン」である。

今週末に開催予定。

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今年初めに倒れた親父は奇跡的に一命を取り留め、少しずつではあるけれど、着実に社会復帰を果たそうとしている。

当時、このままベッド上で一生を終えるのでは…と周囲に心配された親父が…だ。

そんな親父は完全復帰に向けて貪欲だ。

アップルマラソンの5キロに出場しても大丈夫ですか?

そう医者に尋ねたそうだ。

もちろん答えは「ノー」だったらしい。

そりゃそうだ。

やっと最近、杖ついて近所のスーパーに行ける様になった状態なんだから。

それでもスゴいけど、とにかく焦っちゃいけない。

無理しちゃいけない。

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よし、そんな時は息子の出番だ。

親父の更なる回復を願い、ボクは大会に出場するコトに決めた。

貪欲な親父の想いを受けて、前へ前へ進もうと思う。

3度目となるフルマラソンだけど、まだまだボクにとっては過酷な挑戦である。

Conv0018過去2度のレースを思い返しても、確実に完走できる自信なんて全くない。

42,195キロって、精神的にも肉体的にも、本当に大変な距離なのである。

Conv0017この大会は、往路がほぼ登り、復路がほぼ下りという分かりやすいコースになっている。

往路を頑張れば、復路は何とかなる…気がするけど…甘いかな?

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とは言え、親父のためだけに走る訳じゃない。

北の大地で闘う親友に、いつもより近い距離からパワーを送るためでもある。

メールで出場を知らせた所、たまに無理のない程度にランニングをしていると聞き、俄然、やる気が出てきた。

そして何より、自分自身のために、ボクは走る。

偉そうなコトを言っているけど、結局の所、ボクは限界に挑戦する自分に出会いたいのだ。

ボクを育ててくれた大好きな故郷を走れるコトが楽しみで仕方ない。

10代だったボクを見守ってくれた岩木山の麓を走れるコトが楽しみで仕方ない。

地元の大会なだけに、意外な再会なんかも楽しみで仕方ない。

マラソンを始めて何年か経って、色んな大会で走ってきたけど、今回は今までとはまた違った特別な大会なんだと思っている。

楽しみだ。

何とか笑顔で完走したいと思う。

待ってろ!故郷!!!

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…で、大会当日の天気は大丈夫そうだけど…一つ不安なコトがある。

Conv0020走った翌日6日に飛行機で帰るのだけど、本日の予報だと台風直撃になるかも…(*_*)

えぇ…っと…

悪天候男完全復活!とか、そういうネタは要らないので、何とかマラソンを完走し、無事に帰ってこれますように。

乞うご期待!

いやいや、台風直撃で交通機関ストップとかは本当に期待しないでぇ~(*_*)

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2014/10/01

第2回駒ヶ根ハーフマラソン

Conv0012昨年に続いての出場となった「第2回駒ヶ根ハーフマラソン」。

第一回だった前回は、ランナー達の満足度も上々で人気のマラソン大会100選(※)にも選ばれたこの大会。

Conv0006何の100選だったか正式名称を忘れたし、全体でマラソン大会が幾つあるのかも分からないけど…。

まぁとにかく人気なだけあって、色々が素晴らしい大会。

Conv0007コース自体はアップダウンが激しくてしんどいけど、南アルプスと中央アルプスを望む景色や大会スタッフをはじめ地域の方々の「おもてなし」が、相変わらず素晴らしかった。

「しんどかったけど、もう一度走りたい」

そんな大会なのである。

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今回、レース後半のスタミナ切れ対策のため、いつも以上に身体作りを意識した。

走るための燃料となるエネルギーは、白米など炭水化物を摂れば良い。

更に、そのエネルギーを生かすための身体が必要ってコトで、身体作りに必要な「たんぱく質」を摂るコトを意識した。

Conv0010練習後には、疲労回復を助けるアミノ酸に加えてプロテイン(高いので半額セールだったやつ)、普段の食事でも豆類を意識して摂るようにした。

大会当日朝は、もちろん納豆ご飯、豆乳。

名付けて「アミノ豆豆豆作戦」。

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加えて、レース後半のスタミナ切れ対策として、エネルギー補給の携行食を準備するコトに。

Conv0015直前に読んだ本を参考にしながら、スポーツ店に行って品定めしたんだけど、色々ありすぎて、考えるのが面倒臭くなった。

各メーカー、色々あって試飲する訳にもいかないし訳分からん。

Conv0003なので、とりあえず多めに購入。

名付けて「大は小を兼ねる作戦」。

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大会当日、必要最小限選ぶ訳なんだけど、また選ぶのが面倒臭くなり、結局5個も携行して走るコトに。

名付けて「えーい面倒だっ!≪続≫大は小を兼ねる作戦」。

Conv0008結果的には、そんな5個のうち4個飲まずにゴールしてしまったボク。

出来る限りの軽量化、必要最小限の装備が基本であるマラソンなのに、全くもって無駄なコトをしてしまった。

Conv0014まぁ、それでも今回、唯一飲んだ携行食が「オェー」ってならなかったし、スタミナ切れ防止にも効果的であるコトが分かった。

栄養ドリンク味?なんだそりゃ?って感じだけど(笑)

山の中で吐いた甲斐あって、自分の身体に合うモノに出会えた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Conv0005さて、今回のレースだけど、身体作り、携行食対策が功を奏したのか、難コースなのに、いつもの様なスタミナ切れもせず、スタートからゴールまで「走り切れた感」があった。

ゴール後の回復も早く、疲労もさほど溜まらなかった。

翌日以降も、これまで程の筋肉痛はなかった気がする。

この夏の走り込み、登山レース出場での脚の筋肉強化の効果もあったに違いない。

とにかく、今、持っている力を出し切れた感覚だった。

まさに今の自分のベストラン!

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Conv0013タイムは何とか2時間を切ったくらいだけど、アップダウンが激しいコースを考えると良く頑張ったと思う。

ちなみに前回はどの位だったんだろ?って前回大会のブログを確認してみたら…

むむむ!

今回より早いではないかっ!

足が痛かったはずなのに…去年の自分、すげー!

うーむ、どういうコトだろ。

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考えてみると、けっこう前方からスタートした前回に比べ、今回は後方からスタートしたってのも要因だったかもしれない。

前半、追い抜かれるより追い抜いた方が多かったから、速く走れた感覚だったけど、そうではなかったのかもしれない。

スタート時のポジション取りや、周囲に影響されないペース配分がやっぱ大切だってコトだ。

次回にまた生かそうっと。

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Conv0001チーム95イーズの皆、お疲れさま~!!!

火山灰の影響が心配された今回の大会だったけど、天気にも恵まれ、体調不良で欠場となったそらネェの分まで頑張れた。

Conv0016大会後には、子ども達を連れて、昼食、観光、温泉を楽しめましたし、心身共に充実した秋の一日となりました~!(^^)!

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