« 第18回長野マラソン前編~2つの懸念材料~ | トップページ | そうだ、南の島に行こう »

2016/04/21

第18回長野マラソン後編~様々な想いと共に~

スタートの号砲前、熊本地震で尊い命を失った方々への黙とうが行われた。

ざわついていたランナーたちが1分間、静かに目を閉じる。

興奮と高揚感に包まれたスタート会場が静寂に包まれた。

熊本からエントリーしていたランナーは出走を断念したそうだ。

走れるのは、平和や安全があってこそ、決して当たり前のコトではない。

一万人近くのランナー全てがそんな風に感じたに違いない。

被害に会われた全ての方の生活が、一刻でも早く元通りになるコトを祈るばかりである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Conv0056スタート前、子ども虐待防止のシンボルであるオレンジリボンの啓発活動を行った。

フェルト生地を切って作成したバッジ式のオレンジリボンは200個。

作成は、ボクが勤める児童養護施設で生活する高校生の女の子が手伝ってくれた。

Conv0057配布は、昨年から一緒に活動している施設職員、そしてかつて同僚だった後輩が手伝ってくれた。

1万人近くのランナーに対して、たった200個、されど200個。

Conv0058趣旨に賛同してくれたランナーたちに、あっという間に配るコトが出来た。

この活動をしたからってすぐに虐待が無くなったり、社会が変わる訳じゃない。

そんなコトは重々承知している。

でも小さな活動を重ねていけば、沢山のエネルギーが集まり、次第に大きな力になっていくコトを実感しつつある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Conv00608時半、様々な想いを胸にスタートを切った。

花粉症薬による体調不良は改善するコトはなく、何となく身体はだるい。

でも鼻たれランナーにはならずに済みそうだ。

心配された天気は曇り空、でも自転車が倒れるほどの強風が吹いている。

まぁ雨のスタートじゃないだけで充分だ。

与えられた状態でいかにベストを尽くすか。

それがマラソンだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

長野マラソンは沿道の応援が本当に素晴らしい。

多くの方が声援だけではなく、ハイタッチで応援してくれるのである。

善光寺の参道を駅に向かって駆け下りていく辺りなんて、本当に感動的だ。

ボクは、可能な限り、ハイタッチに応えながら走ると決めている。

そんな沿道の皆さんやボランティアスタッフに支えられながら、ボクは快調にゴールを目指した。

あれ?意外にイケるかも。

すごいぞ、みんぺ~!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そう思えたのも途中までだった。

むむ!

20キロ前後から降り始めた雨、そして強烈な風。

むむむむ!!!

天気さえ良ければ最高に気持ち良いはずの五輪大橋の上は、まさに地獄絵図。

むっひょ~~~!!!

風通しの良い橋の上なので、横殴りの暴風雨で前に進むのが必死だった。

むひゃひゃひゃひゃ~~~!!!

こんな状態であと20キロ近くも走れるんだろうか。

暴風警報まで発令されたらしい。

これはマラソンというより、もはや修行である。

でも、そんな悪天候の下、立ち続けている沿道の方々、ボランティアの方々、そして一緒に走っている多くのランナーがいる。

Conv0063負けるな、みんぺ~!!!

止まるな!進め!

てか雨よ、やんでくれ~!

・・・・・・・・・・・・・・・・

Conv0051そう自分を奮い立たせながら走り続けていたら、30キロ辺りからは、雨もやみ、ついには青空が出てきた。

なんて気持ちが良いんだろう。

暴風雨の後だから尚更そう思う。

フルマラソンって苦しいけど楽しいな~。

知人の応援などもあり、ぐんぐんとペースアップするボク。

Conv0061昨年末、天国に旅立った親友からも、いつも通りリストバンドを通してエネルギーを貰えた。

ありがとう。

このままゴールまで行けるに違いない!

すごいぞ、みんぺ~!

一気にゴールを目指すんだぁ~~~!!!

・・・・・・・・・・・・・・・

しかしそんなに甘くないのもフルマラソン。

ゴール前数キロで、突如、右膝が痛み出した。

おっと、またこのパターンかよ。

痛っ、いってぇよぉ~~~!

負けるな、みんぺ~!

・・・・・・・・・・・・・・・・・

Conv0062



GOAL!!!

最後は例のごとく、半泣きで足を引きずりながら…といういつも通りの展開。

Conv0054タイムは目標としていたサブフォー(4時間を切るコト)はならず、4時間22分くらい。

まぁベストを尽くした結果なので満足はしている。

よく頑張りました~ヽ(´▽`)/

一緒に走った仲間たちも皆、完走を果たした。

Conv0055みんな、お疲れさま。

大会運営スタッフの方々、ボランティアの方々、悪天候なのに沿道で応援して下さった方々、おかげさまで元気にゴールできました。

ありがとうございます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

オレンジリボン啓発活動の成果は…

リボンを付けて走っているランナーを見かける度に声を掛けたり、反対に声を掛けられたり…

ゲストランナーとして走っていた高橋尚子さんにリボンを付けてもらったり…と、小さな活動の反響と手応えはそれなりにあった。

スタート前のアップや準備もままならなくて大変だったけど、頑張った甲斐はあったって訳だ。

Conv0059翌日の朝刊には、そんな活動の様子が掲載された。

今後も、無理のない範囲でマラソン大会での啓発活動をしていきたいと思う。

リボンを付けて走って下さるというランナーの方、一緒に配布を手伝ってくれるって方、その他、この活動に興味や関心がある方、連絡お待ちしています。

昨年同様、11月3日に、オレンジリボンをたすきに見立ててリレーするイベントを長野県内で開催予定です。

つなごう、子どもの笑顔!

|

« 第18回長野マラソン前編~2つの懸念材料~ | トップページ | そうだ、南の島に行こう »

マラソン」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 第18回長野マラソン前編~2つの懸念材料~ | トップページ | そうだ、南の島に行こう »