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2015年2月

2015/02/20

伝説の男

小学校高学年の頃、何年生だったかは曖昧だけれど、クラスに転入生がやってきた。

本名がかつての総理大臣と同じだった彼は、「イトちゃん」と呼ばれるコトに。

部活(野球)が同じだったコトもあり、彼とは休みの日もよく遊んだ。

何をして遊んでいたかはあまり覚えていないけれど、よく一緒にクワガタを採りに行ったコトはよく覚えている。

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視力が良かったのか、選球眼ならぬ見虫眼?に卓越していたのか、彼は遠く離れた木の幹に止まったクワガタを発見出来た。

身体が大きく、パワーのある彼が木を蹴り、ボクが落ちてきたクワガタを拾う。

それがボクたちのハンタースタイルだった。

どんなエリアにいるのか、どんな木にいるのか、どんな風に飼うのか。

彼からは沢山のコトを学んだ。

早朝から林を歩き回ったあの頃、本当に楽しかった。

少年時代の大切な思い出である。

ここ数年はそんな少年時代の趣味?が再燃しているって訳。

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同じ中学に行くコトになった彼とボク。

中学でも同じ野球部に入っていたけれど、クラスが違ったコトもあり、彼と遊ぶ時間は自然と減っていった。

そして気が付くと、彼はヤンキーになっていた。

いや、超ヤンキーだ。

交友関係、遊ぶ内容、見た目もどんどん派手になっていった彼。

今になって思うと、彼の家庭環境はなかなか複雑で、苦労していたんだと思う。

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いつだったか、彼の家に遊びに行った時、袋ラーメンを一緒に食べたコトがある。

袋を開けて粉をかけ、あとは乾麺を小さく砕いてバリバリ食べた。

そんな食べ方があるなんて!!!

かっこいい!!!

親はいつも留守だった。

家の中はタバコの匂いが充満していて、奥の部屋には兄貴とその彼女が寝ていた。

見てはいけないものを見た。

少年時代のボクはそんな風に感じたものだ。

ちなみに、そんな彼に憧れたのか、ボクはしばらく袋ラーメンをそのまま食べていた時期がある。

今でも袋ラーメンを見ると、ふと彼のコトを思い出す。

会いたい。

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中学3年になる頃、彼は中学校からいなくなっていた。

最後に見かけた時は、不自然なソリこみを入れ、ペシャンコなカバンを持って、タバコをくわえて歩いていた彼。

同じ様な格好をしたヤンキー中学生と一緒に。

どんな経過があったかは知らないけれど、彼は隣の学区の中学校に転校していた。

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その後の彼がどうなったかは分からない。

番長になったとか、他校のヤンキーとケンカしたとか。

中学卒業後、極道の道に行ったとか。

故郷の街の影の支配者になったとか。

彼にまつわる情報は都市伝説化していた。

会いたい。

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あの頃から四半世紀経つけれど、ボクはそんな彼を忘れるコトはなかった。

たまに思い立った様にネットで名前を検索してみたり、久々に会った旧友に彼について尋ねてみたり。

でも彼のその後の情報は得られなかった。

完全に住む世界が違うんだろうか。

同郷出身であり、歳も近い俳優の「新井浩文」が「イトちゃん」なんじゃないかって、本気で探ったコトもある。

もちろん全くの別人だったんだけど。

いったい彼はどこで何をしているんだろう。

会いたい。

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今年の正月は、久々に故郷でのんびり過ごした。

4年に一度の高校同窓会が開かれたため、出席するコトに。

そこでも彼について、同じ中学を卒業した何人かに聞いてみたけれど、これといった情報は得られなかった。

これだけネットで何でも情報が入る世の中なのに、そんなコトがあるんだろうか。

こうなってくると、彼がこの世に存在しているのか?とも考えてしまう。

会いたい。

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同窓会は大いに盛り上がり、2次会は市内の繁華街のとあるバーに。

その後、3次会には行かず、何人かでラーメンを食べて帰ろうとしていたボク。

ラーメン屋を出た所で気が変わり、せっかくなので、やはり3次会に顔を出すコトに。

階段を3階まで上がった所にひっそりとあるバーが会場だった。

酔っぱらっていたのであまり良く覚えてないけれど。

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何杯か飲んだ後、カウンター内で忙しそうにドリンクを作るマスターの元に直接注文しに行ったボク。

その時だ。

みんぺ~?

突然、マスターがボクの名前を呼んだ。

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そう、そのマスターこそ、会いたくても会えず、情報すら全く入らなかった「イトちゃん」だった。

色んな偶然が重なって、ふいに訪れた四半世紀ぶりの再会。

お互いの近況を交換し合った。

現在、数店舗を経営しているらしい。

私生活についても聞いてみた。

もちろん詳細は書けないけれど…彼らしい人生を辿ってきたコトを知り、何か安心させられた。

人生ってスバラシイ。

Conv0023そして楽しい。

そんな故郷の夜でした。

会えて良かった。

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2015/02/16

一泊三日北海道旅行⑤~聖地訪問~

20年前のコトをまた思い出した。

北海道の真ん中辺に位置する美瑛にいた、18歳のボク。

お金なんてほとんど持ってなかったボクだけど、やり遂げたい夢があった。

それは…

北海道の真ん中のじゃがいも畑でポテチを食べる。

くだらね~(*_*)

当時からポテチを愛してやまなかったボク。

駅前の小さな商店でポテチを購入し、じゃがいも畑の真ん中でそれを食べた。

うん、幸せ。

たったそれだけなのに、堪らない程の達成感を味わっていた10代のボク。

あの頃、ボクは若かった。

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あれから20年経ち、大人になったボクは、カルビー千歳工場に足を踏み入れるコトになった。

北海道各地の畑で収穫されたじゃがいもたちが集まり、ポテチへと姿を変え、そして全国に旅立っていく場所だ。

じゃがいも達の出会いと別れが日々繰り返されているって考えると、なんか感動的。

…って、そうでもない(^-^;?

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吹雪の中、車を走らせ、到着したのは見学開始時間の5分前。

Conv0012着いてみると、吹雪&暴風という悪天候のため、ボクたち以外の見学客は全てキャンセル。

まぁ結果的には、完全貸切状態という大変恵まれた状況で見学出来たって訳だ。

Conv0011ポテチ好きなら一度は足を踏み入れたい場所。

まさに聖地。

ボクは自然とテンションが上がった。

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Conv0004まずはVTRにてじゃがいも&ポテチのお勉強だ。

小学生たちの社会見学なんかも多く受け入れているんだろう。

Conv0002かなり分かりやすい。

そして面白い。

ポテチの原料って何だか分かりますか?

Conv0003もちろん、じゃがいもです。

種類と言っても、メークインと男爵くらいしか一般的には知られていないだろう。

じゃあ男爵?

いやいや、そうじゃないみたい。

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Conv0005トヨシロ。

ワセシロ。

スノーデン。

きたひめ。

聞いたコトもないその4種類が主な原料となる品種だそうだ。

特徴としては、でんぷん価が高くて水分が少ないので薄くスライスが出来る。

糖分が低いので揚げた時にこげにくいそうだ。

自宅でポテチを作っても何か違うってのは、使用するジャガイモが原因の様だ。

Conv0008あとは桜前線ならぬ、じゃがいも前線なんてにもあるみたい。

長野県を通過するのが、ボクの誕生日もある6月下旬ってのが何だか嬉しい。

ボクはやっぱり芋星の下に生まれてきたのである。

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まぁその他、色々ポテチうんちくを聞いた気がするけど覚えてないや。

Conv0009とにかく、まぁポテチが出来るまでには色んな方の力が必要ってコト。

そして徹底的に品質管理されており、季節によって使用するじゃがいもの種類を調整したりしている。

Conv0010企画に合わないジャガイモや出来の悪いジャガイモは、ポテチにはなれない。

無事にポテチになれるのは、幾つかの選別で生き残った精鋭たちって訳だ。

そう考えるとやっぱり何か感動的だ。

Conv0033口に入れてひと噛みした時に、じゅわっと溢れ出る油は、ただの油なんかじゃない。

じゃがいも達の涙なのである。

なんだそりゃ。

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Conv0013完成までの工程は、ほとんどが機械でオートメーション化されているんだけど、最後はやはり人の目と手が必要になる。

まぁ工場の流れ作業は、どんな製品でも共通する大変さはあるんだろう。

Conv0030とは言え、一日中、ポテチを見続け、触り続けるってのも相当な根気、そしてポテチ愛が必要に違いない。

いくらポテチ好きを公言するボクでも、職業として選ぶとなると自信がない。

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Conv0014全行程を見学し終わった後、お待ちかねの試食だ。

出来立てポテチのはずだけど、その場で出来たのをって訳ではない。

Conv0019タッパーに入ったポテチなので、まぁこんなもんかって感じ。

美味しいけどね。

しかも、特殊な技術が必要だという堅揚げポテト。

ノーマルポテチ、しかもコンソメパンチ派のボクにとっては、少し物足りなさを感じた。

美味しいけどね。

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Conv0018さて、貸切だったので、案内役のおねぇさんにも質問し放題だった。

いくつか気になっていたコトを、ここぞとばかりに聞いてみた。

・ 一番人気のポテチは?

⇒うす塩

・ コンソメパンチの「パンチ」ってなに?

⇒当時、「パンチ」という言葉が流行っていたので、それを付けてインパクトアップを狙った。

・ 毎日、ポテチを見てると嫌にならない?

⇒新入社員当時は色々な部署を回った。当然、生産ラインにも入ったけど、初めの1年くらいはプライベートで食べたいとは思えなかった。

・ カラムーチョ(他社製品)とかも食べますか?

⇒研究のため、他社のも一通り食べる。

…だそうです(*^-^)

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最後はお土産タイム。

Conv0034ポテチ二種類が入った袋を自由に選んで、お土産に持ち帰れる仕組みだ。

ホントはダメなんだろうけど、2種類は自由に組み合わせられた。

そして貸切だったので、特別に…と、2袋(ポテチ4種類ってコト)どうぞ、とのコト。

ここぞとばかりに、必死に組み合わせを選び、4種類×4人なので、ポテチ16コも持ち帰るコトに。

これがまた、車内や帰りの空港でかさばってえらいこっちゃだった。

タダで貰えるとは言え、欲張らないコトをお勧めする(^-^;

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Conv0029そんな訳で、ポテチ好きの聖地「カルビー千歳工場」はポテチ好きな方にも、そうでない方にもお勧めスポットです。

見たコトがない位の大量のジャガイモが、様々な工程を経てポテチとなり、袋詰めされていく様子はまさに圧巻。

Conv0001ちょっとした感動を味わえる光景です。

そして丁寧な説明もしてもらえて、お土産まで貰えて、見学料は無料!

ちょっと変わった北海道観光をしたい方にはお勧めですね~。

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Conv0016その次に訪問した、サッポロビール新千歳工場も、ビール好きには堪らないスポット。

ドライバーだったので工場直送生ビールの試飲(一人2杯まで)は出来なかったけれど、ビールの奥深さを知れる場所です。

ビールのうんちくも色々知れます。

あの日以来、特にメーカーにこだわりのなかったボクは、すっかりサッポロConv0017派となりました(o^-^o)

両工場とも、新千歳空港から近いので、アクセス良好。

北海道の魅力を知れる両工場見学、ぜひお試しあれ~!

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まぁそんな訳で早朝出発し、帰宅したのは深夜1時近くという、まさに一泊三日の北海道旅行は無事終了。

何だかんだで全行程、ハンドルを握り続けたので、帰宅後、ドッと心身の疲れに襲われた。

Conv0021でも、ネットで資料を集めに集めた全10P以上の、みんぺ~オリジナル旅行しおりも好評だったし、大きなトラブルもなく「楽しかった」と同行メンバーに言ってもらえて良かった良かった。

何よりボク自身が楽しめ、北海道の知らなかった魅力を再確認出来たので満足満足。

そんな訳で、昨年末の北海道旅行ブログもこれで完結。

長々とお付きあい頂き、ありがとうございました~!

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2015/02/03

VS赤鬼

明日は節分だけど、夜勤でボクはいない。

なので鬼は来ない。

よし、一日早いけど、今日が節分ってコトにしよう。

朝、保育園に送ってく車内で、コーキーの鬼に対しての認識調査を実施するコトに。

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去年って鬼来たっけ?

…来たよ。

 本物だった?

…分からないけど、知らない誰かがやってたかも。

 どんな鬼だった?

…怖かった。

 そうなんだぁー、お父さんがいれば闘ったのになぁ。

今年はいる時に来るかなぁ。

怖いけど会ってみたいなぁ。

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…よし。

コーキーは本物ではないコトに気付きつつあるけど、正体については全く分かっていない。

まだいける。

今日は夜勤のため、ボクは不在という設定。

夕方、外出先からボクは自宅に電話を入れた。

自治会長さんからの電話という設定で、嫁さんが対応。

コーキーに聞こえる様にボクが言ったコトを声に出してもらう。

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町内に鬼が出回っている様です…え!?

○○さん宅(我が家)には行かないと思うけど、一応、気を付けて下さい…はい。

ちなみに○○さん宅には男の子はいますか?…5歳の男の子がいます。

その子は強いですか?…たぶん、大丈夫です(本人にも確認)。

一応、豆を用意しておいて下さい…はい。

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下準備は完璧だ。

あとはボクの演技次第。

まぁ5歳児のコーキーを恐怖に陥れるなんて難しいコトではない。

何かよく分からない武器を持ち、大きな声と音を出せば良い。

昔、浅草で購入したリアル鬼面と赤いパーカーが定番スタイル。

よし、突入。

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Conv0051うぉーーーー!!!

 

 カンカン!

 

バンバン!

大声を出し、赤い鉄の棒で床を叩いて音を出した。

完璧。

そこで、コーキーが玄関に登場。

さぁ怖がれ、泣き叫べ!

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全力で怖がらせる鬼。

逃げ回り、泣き叫ぶコーキー。

はっはっは。

そんなもんさ。

…と、昨年までのそんな展開になると思いきや…

Conv0053なんと、コーキーが勇敢に闘いを挑んできた。

なんてコトだ。

いやいや、大声を出せば良いだけだ。

うぉー!!!

…泣かない。

泣かない所か、武器を持って対抗してくるではないか。

・・・・・・・・・・・・・・・・

こんなはずじゃ?!

Conv0052し、抱え込もう。

これで恐怖の余り、絶叫するに違いない。

…泣かない。

Conv0055_2泣かない所か、反撃してくるぞ。

けっこう痛い。

本気だ。

いったん、撤退するか。

玄関先に立つ鬼に対し、そらネェと一緒になって豆を投げつけてくる。

鬼は~外っ!!!

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…とこれで終了と思いきや、いやいや鬼にだってプライドがある。

Conv0056鬼は怖がられてなんぼだ。

泣かせてなんぼだ。

再び、家の中に入り、コーキーを外に連れ出すコトに。

これで泣かない訳がない。

Conv0058真っ暗な外に連れ出されるなんて、ビビりのコーキーが泣かない訳がない。

さぁ、泣け!

…泣かない。

泣かない所か、やめろ!離せ!と必死に抵抗してくる。

YOU WIN!!!

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ついにコーキーは最後まで泣かず、勇敢に戦いを挑んできた。

ママと姉を守るために、最前線で鬼と闘ったのである。

しばらく時間を置いて、帰宅したボクはコーキーに話を聞いた。

…鬼が来たよ。

…黒いヒゲみたいなの生えてた。

…泣かなかったよ。

…これでエイエイッ!って戦ったんだよ。

…勝ったよ。

誇らしげに報告してくれるコーキー。

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なんだよ、ちょっと前までオネェ系男子だったはずなのに、全くたくましくなったもんだ。

息子の成長に少し感動…(*^.^*)

まだその辺に隠れてないかな?

ちょっと外にパトロールしに行こうよ。

そんなボクの提案にはビビッて応じないコーキーの姿にちょっと安心(^_^.)

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さて、明日はホントの夜勤なので、職場で鬼やる予定。

幼児ちゃんたち相手なので、まぁ泣かせるのは容易だろう。

本日のリベンジ?を果たさないと(^O^)

てか、猛威を振るいつつあるインフルエンザと共に追い払ってもらおう!

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