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2014/10/23

親友よ、おめでとう、ありがとう

今から15年ほど前のある日、南米大陸を数か月かけて周り、チリの首都サンチアゴの安宿でのんびりしていたボク。

モアイで有名なイースター島行きを翌日に控えていたその宿では、旅先で知り合った旅人と待ち合わせしていた。

どこで出会ったどんな旅人だったか、今となっては覚えていないけれど、宿のお兄ちゃんが嬉しそうに部屋に連れてきたのは、全く知らない日本人だった。

ん?

誰、この人?

…まぁいっか。

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お互い状況が掴めないまま相部屋となり、同い年だったコトもあり、そのまま意気投合したボクたち。

さらには偶然にも同じ便のチケットを持っていた彼と、翌日、一緒にイースター島に行くコトに。

イースター島に行く以外は、何も計画せず日本を飛び出してきたそうだ。

まぁ旅先ではそう珍しい話でもなく、肝心の待ち合わせしていた旅人がどうなったかは覚えていない。

そんな風に、運命的と言えば運命的な出会いだったボクたち。

まさか、それから15年後も関係が続くなんて、この時はもちろん思いもしなかった。

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Conv0003イースター島は想像していたよりも随分広く、モアイはその何か所かのエリアに立っている。

そんな島を巡るために、ドイツ人老夫婦の車をヒッチハイクしたボクたち。

Conv0004初めてモアイたちが視界に入った時、二人の目から溢れ出た涙のコト、昨日の様に覚えている。

イースター島では現地の中学校にも足を運んだ。

Conv0005各国の学校や施設、路上の子どもたちと触れ合うコトを旅の目的としていたボクに、彼が付き合ってくれた形だった。

空手や歌を歌って日本を紹介する、そんなコトをした様な気がする。

Conv0015急に現れた怪しい外国人二人のコト、よくもまぁ受け入れてくれたもんだ。

3日間ほど滞在した後、イースター島を去ったボクは、その後、ペルーに行き、そこからアフリカ大陸に飛んだ。

一方、1週間ほど滞在した彼は、その後、南米大陸を巡る旅に出た。

旅先では珍しくない出会いと別れ、そんな一つのエピソード…になるはずだった。

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それから数か月後、南アフリカから北上し、エジプトの首都カイロまでたどり着いた時、その彼との再会を果たした。

南米大陸を旅した後、彼はエジプトに飛んで来たのである。

モアイに会うコトだけが旅の目的だった彼を、何がそうさせたかは分からない。

でも沢山の理由の中に、ボクとの出会いがあったらしい。

その後、約2か月間、ボクたちは中東諸国を二人旅した。

なぜ、そんな流れになったかは覚えていないけれど。

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Conv0010カイロから遠く離れた無名のピラミッドに行き、日が沈むまでそこで語り合ったコト。

サハラ砂漠を歌いながら歩いたコト。

Conv0016パレスチナ自治区でヒッチハイクし、公園で寒さに震えながら野宿したコト。

ラピュタのモデルになった古城に行き、雄大な風景の前でタバコを吸ったコト。

Conv0002全く観光地ではない島に渡り、特に何もない住宅街を散策したコト。

行く先々で現地の子どもたちと触れ合い、写真を撮ったコト。

Conv0018何もせずビールを飲んで語っただけで終わった日も沢山あったコト。

有名な世界遺産の入場料が高く、諦め、塀の外から写真を撮って満足したコト。

Conv0020今となっては気軽に立ち寄れない地域や国を気ままに二人旅した2か月間、楽しくて楽しくて仕方なかった。

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旅の終わりの街と決めていたトルコのイスタンブールで何日か過ごした後、ボクは空港まで見送ってくれた彼と、涙を流しながらサヨナラした。

Conv0027最後に書いてくれた手紙を読み直すと今でも涙が溢れてくる。

そして、自信が沸いてくる。

その後、中東やアジアを旅した彼からは何通かハガキが届いた。

世界一周一人旅で得たモノは沢山あるけれど、やはり旅先での人との出会いが、今のボクにとっても大きな財産になっている。

Conv0028その中でも、彼と二人旅した時間はかけがえのない財産だ。

彼とは帰国後も連絡を取り合い、何度か再会を果たした。

ボクの結婚式にもお祝いに駆けつけてくれた。

彼の実家に泊まりにも行った。

再会を喜び、泣きながら酒を飲んで語ったコトもある。

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先週末、ボクは大分にいた。

大分出身である彼の結婚式に招待されたから。

Conv0006式場の入り口に、さり気なく飾られているモアイ。

それだけでボクは心踊らされた。

Conv0009披露宴が始まり、キレイな花嫁さんと共に彼が入場してきた。

幸せそうな表情を見ただけで、涙が溢れた。

Conv0011それから、何回も彼の元に行き、長野から持参したりんごとワインと共に、お祝いの言葉を届けた。

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おめでとう。

Conv0008おめでとう。

本当におめでとう。

自分のコトの様に嬉しかった。

Conv0007こうやって帰国後も関係が続いているコト、彼が仕事を頑張っているコト、ステキな嫁さんに出会えたコト、全てが心底嬉しかった。

式の最中に上映された映像では、ピラミッドを眺めながらConv0012語り合った写真が「親友」「民平」という言葉と共に紹介されていた。

もちろん泣いた。

披露宴が終了するまで、何度泣いたコトだろう。

本当におめでとう。

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披露宴の後、地元の友達に交じって2次会へ、3次会へ、4次会へ。

彼と学生時代を共にした地元の友達は、皆、個性的で、魅力的で、バカで、アツかった。

一人だけ交じった県外出身者、そして共通の学生ネタなんて一切ないボクを仲間に入れてくれた。

大分…サイコー…

大分の血が半分流れているからなのか、大分の空気、食、酒、人、言葉…何かと心地良く、幸せな気分にしてくれる。

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Conv00014次会の会場は彼の兄貴の店だった。

旅先で彼の口から何度も話を聞かされた個性的な兄貴。

そんな兄貴の店で、その兄貴と語りながら飲めるなんて夢の様だった。

4次会がお開きになったその後も、数人でその店に残った。

それが5次会と言えるのか、そこまで何杯酒を飲んだのか、もはや分からない。

Conv0013でもその日の酒は本当に美味しく、何杯でも飲めた、眠気なんて全くなかった。

不思議だな。

一緒に飲んでくれた皆さん、本当にありがとう。

大分での夜はアツく、温かく、楽しく、泣ける最高に幸せな時間でした。

@CAFE&BARひまわり←最高にお勧めです。

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Conv0024全てがお開きになり、彼はホテルまで見送ってくれた。

ようやく二人だけになった、その数分間?数十メートル?

あの二人旅での楽しすぎた日々を思い出した。

別れ際、やっぱり涙がこぼれた。

また会う日まで…サヨナラ。

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Conv0026旅先での「点」で終わるかもしれなかった彼との関係は、「線」になった。

初めは完全な「他人」だった関係は、「旅仲間」になり、「友達」になり、そして「親友」になった。

この少し特別な「親友」という関係。

このままお互いがじいさんになるまで続くんだろうなって思う。

いや、そうであって欲しいと心から願う。

Conv0025マルちゃん、結婚、おめでとう。

ありがとう。

お幸せに。

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コメント

民平くん、このあいだはどうも。
長いブログ読み終わりました(笑)
おれの場合は向こうでいろんな出会いはあったけ生涯の親友になるような奴となんて出会わなかったなぁ。
実にうらやましいお二人です。
またいつか。
弟を今後ともよろしくです。

投稿: ひまわる | 2014/10/23 15時07分

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