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2010/06/28

南アフリカとワールドカップ

只今、ワールドカップ真っ最中。

普段、サッカーよりは野球が好きなボク。

Jリーグよりはプロ野球だ。

でも多くの日本人同様、ワールドカップの時だけはサッカー好きになる。

サムライジャッパーン!!!

始まるまでは、知らない選手も多かったくせにね(^_^;)

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舞台になっている南アフリカは、多くの日本人にとって、地理的にも、感覚的にも遠いアフリカ大陸にある。

地球の裏側は南米大陸だけど、アフリカ大陸の方が遠く感じる人が多いのではないだろうか。

「南アフリカ」

分かりやすい国名なのが幸いして、何となく場所は分かるんだろうけど。

アフリカの南でしょ?って感じで(^_^;)

アフリカ大陸の治安の悪さをよく耳にするけど、決してそんなコトはない。

いや、そんなコトはあるけど、そんなコトばかりでもないって感じ。

治安が悪いのは、一部の内戦状態の国、そして一部の都市だった。

当時、世界最強レベルの治安の悪さを誇っていたのが、南アフリカの首都ヨハネスブルグ。

今回、ワールドカップの試合会場にもなっている都市だ。

ボクが南アフリカを旅したのは、今から10年前の1999年~2000年。

新世紀を迎える瞬間、ボクはそんな悪名高いヨハネスブルグにいた。

当時、リュックを背負って駅前を100メートル歩けたら、世界一周するよりスゴイ!と旅人達に噂されていた。

ヨハネスブルグはそんな街だった。

好奇心旺盛のボクは、貴重品を預けて、駅前を含め、中心街を歩いてみるコトに。

幸いにも無事だったけど、シャッターが閉まった店だらけの街は、確かに妙な緊張感があった。

特に翌日、車で行ったバス乗り場周辺なんて、リアル北斗の拳の世界って感じ。

え?

金のためなら何でもしますけど・・・。

そんな、ならず者風の若者がウジャウジャだった。

怖すぎるんですけどーーー!!!

あそこで降りたら、間違いなくボクは襲われていただろう。

とは言え、危険なのは駅前を中心とした市街地で、白人や富裕層は皆、郊外の塀に囲まれた中で暮らしている。

ボクが泊まっていた宿もそんな安全地帯にあったので、何の心配もなく、平和に過ごすコトが出来た。

世紀末に強盗に襲われるなんて、絶対にイヤだったから。

安全と危険、富と貧、理想と現実・・・ヨハネスブルグはそんな街だった。

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そんなヨハネスブルグの一画に、ソウェトという地区がある。

アパルトヘイト政策の時、黒人が隔離された地区で、生活水準が低く、犯罪も多い地区とされていた。

Conv0005 もちろん気軽に足を踏み入れられる場所ではないので、ボクは現地のガイドと共に行ってみるコトに。

実際に足を踏み入れると、もちろん生活水準が高いとは言えないけれど、Conv0001 想像していたよりもずっと明るくて前向きな場所だった。

子ども達の笑顔も、それまで歩いてきた世界各地の子ども達と変わりなかった。

南アフリカ、ソウェトについての詳細は、当時書いた新聞の記事にて。

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さて、今回のワールドカップ開幕戦は、南アフリカVSメキシコ。

その試合で、今大会最初のゴールを決めたのが、南アフリカのチャバララという選手。

もちろんサッカーに疎いボクが知る訳もないんだけど、その選手はソウェト出身なんだとニュースで知った。

Conv0002 10年前、あの場所で、ボクに笑顔でまとわりついてきた子ども達。

ボロボロのボール(布を丸めたもの)を追いかけ、サッカーをしていた子ども達。

チャバララ選手も、彼らの様にあそこでサッカーをしていたに違いない。

Conv0004あの時、ボクが出会った子どもたちは、今、どんな大人になっているんだろうか。

あの時、ボクに語ってくれた夢を実現出来たんだろうか。

ボクは彼らのコトを久々に思い出してみた。

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Conv0006南アフリカの国旗は様々な色とピースサインを組み合わせたもの。

あらゆる人種の融和と平和への想いが込められているんだと、当時教えてもらった。

ニュースを見ている限り、南アフリカは相変わらずの格差と治安の悪さが課題の様だ。

人種や格差を越えた夢の祭典であるワールドカップ。

そんなワールドカップが、南アフリカで開かれたってコトは、やっぱり意義があると思う。

チャバララ選手のゴールは、南アフリカの黒人たちに、ソウェトの子ども達に夢と希望を与えたに違いない。

南アフリカが決勝リーグに進めたら良かったんだけど、これもまた現実だ。

夢の祭典はもうしばらく続く・・・。

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