天敵~ボクが怖いモノ~
人は、未来に起こるコトを、少なからず予測しながら生きている。
人生は、大なり小なり、予測と結果の繰り返し。
そうやって人は成長していくんだろう。
経験を元に、ある程度、予測していると、少々のコトでは動じない。
でも、予測外の出来事が不意に起こるとビックリする。
大人になったって、親になったって、ビックリするもんはする。
色んな経験を積んできたボクだけど、怖いもんは怖い。
まぁ感情を持った人として、それは当然のコトかもしれない。
でも、ビックリの仕方とその対象で、人としての器が試されるんだろう。
うぉあぁ~~~~~~~!!!!
こんな風に声を出したのは、いつ以来?
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ポカポカとした日差しの下、いつも通りの道を歩いて職場を目指していたボク。
時々、大好きな歩数計を確認しながら♪
1245、1246、1247・・・堪らない(*^_^*)
以前なら、往復歩く時間と体力がもったいなくて、だったらその分、ゆっくりしていたい。
よし、今日も車で行こう♪
そんなボクだったのに、今や、歩数を稼げる貴重な時間として、徒歩通勤に何の労も感じない。
むしろ喜びを感じる。
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先日もそうだった。
喜びを感じながらリズム良く歩くボク。
歩数計を覗きながら歩き、ふと視線を上げた瞬間の出来事。
見慣れない「長いモノ」が視界に飛び込んできた。
ん?
木の枝か?!
確かに暖かな陽気が続いているし、草むらが多い川沿いの道だし、出没する条件は整っている。
とは言え、一応、歩いていたのは住宅街の中の道。
ヘビが出てくるかも・・・って予測する必要はない道である。
ボクは、山でヘビに遭遇してもビックリするだろう。
ましてや、通勤中にヘビに出会うなんて思わず歩いていた。
だからこそ、予測外の出没に、ビックリし、叫んだボク。
道路の半分近くもある、長いヘビ・・・。
通勤途中に出没するには、少々、長すぎではないかい?
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小中学生の頃、ボクは、クワガタを採るため、よく山に入っていた。
クワガタって川沿いの柳の木にいる。
川沿いってコトは、ヘビの生息区域でもある。
ヘビにはそれなりに出会ってきた。
そんなボクは、ある時、少し高い場所から飛び降りた。
で、太いロープだと思って踏んだ長いモノが・・・
はい、そうです。
巨大なヘビ!!!
うぉあぁ~~~~~~~!!!!
・・・とまぁそんな経験もあり、突然出没するヘビに対してはトラウマを持っている。
今回は、ボク一人だったから良かったものの、そらちゃんが一緒だったら大変だった。
散歩途中、同じシチュエーションでヘビに出会ったら、間違いなくヘビ嫌いになっていただろう。
その場所=ヘビがいる場所、お父さんが怖がるヘビ=怖いもの、散歩=ヘビに出会うかも・・・とトラウマになるトコだった。
そらちゃんと一緒だったら、動じず、毅然と通り過ぎる父ちゃんにならなければ・・・。
おっ!
長いヘビさんじゃないか♪
自然豊かな町で生きるってステキだね♪
あぁ、でもやっぱり怖いもんは怖い。
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ボクはヘビが怖い。
手も足もないのに、ニョロニョロと前に進む姿が、また怖い。
手も足もないのに、急に素早い動きをするのが、また怖い。
そんなヤツが通勤途中に登場した訳だから、また怖い。
と言いつつも、滅多に出会えるものでもない。
一通りビックリした後、携帯で写真を撮り、この恐怖、感動を共有すべく、嫁さんにメールした。
「男なんだからヘビくらいで叫ばないで」って返信が来た。
さすが山多き信州で生まれ育った嫁さんである。
実に力強い。
でも、男とか女とか関係なく、突然、視界にヘビが出没したらビックリしませんか?
声を出すか出さないかは別として叫びませんか?
怖いモンは怖いのである。
今年でいよいよ33歳になるボク。
いくつになっても、ヘビが怖いオヤジだって別に良いさ。



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