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2008/07/24

電波に乗って届く声

先月、32歳になった。

この歳になると、10年以上会ってない人、もしかしたらもう一生会わない、なんて人が沢山いる。

そんな人たちと偶然の再会もあるけれど、お互いちょっぴりムリをしないと実現しない再会もある。

どちらの再会も「縁」によるもの。

「会おうかな」って思ったらなるべく、会うようにしている。

「会いたい」って言われたら可能な限り、会うようにしている。

時間や距離が遠い存在の相手ほど、「縁」を感じたら、強引にでも会うようにしている。

あくまでも時間やお金の都合がつく限り・・・だけど。

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先日、とある再会を果たした。

大学の後輩だった彼女は、現在、とあるラジオ局でレポーターの仕事をしている。

ボクは後輩に恵まれている・・・と以前書いたけれど、彼女もまた、そう思わせてくれる一人。

前の日の夜、取材で飯田に行くので…と突然、連絡があった。

翌日は偶然にも仕事が休みだったので、会わない理由はない。

夕方、仕事を終えた後輩と会うコトが決まった。

大学卒業以来なので、約10年ぶりの再会となる。

お互い時間もなかったので、とある施設の軒下で、少し立ち話をするコトに。

少しのはずが話は盛り上がり、ベンチに座り込んで話すこと約1時間。

学生時代より、お互い大人になっているけれど、昔と同じ様な空気が流れる不思議な一時。

その一時は、確実に心地良かった。

後輩は、親戚に会っている様だと口にしてた。

ボクもまた、後輩に対して同じような親近感を感じながら話していた。

後輩の「今」、そこに至るまでの経緯を聞き、苦労を知りつつも、笑顔で目の前にいるコトに安心した。

都会で手に入れた「将来が保障された職」に見切りをつけ、今の生活を送っている後輩。

それが正しいのか正しくないのかなんて誰にも分からない。

きっと後輩にだって分からないんだろう。

もちろんボクにだって分からない。

でも、レポーターを通してのやりがいや喜びを語る後輩は、生き生きしていた。

前職時代に会ってないので比べられないけれど、とにかく「今」の後輩は、生き生きしていた。

どうせ生きていくのなら、「生き生き」してる方が良い。

どうせ働くのなら、「やりがい」を持って働ける方が良い。

自分もそうでありたいと思ってる。

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同じコトを伝えるとしても、楽しそうに伝えられる人と、そうでない人がいる。

自分が体験した楽しかったコト、嬉しかったコトを伝えたくなる人と、そうでない人がいる。

今回、再会した後輩は、10年前と変わっていなかった。

相変わらず、身の回りの何気ない出来事を楽しそうに語ってくれる。

ボクもまた、話を興味津々に聞いてくれる後輩に、気がつくと色んな話をしていた。

今の職をずっと続けていけるのかは分からない、と口にしていた後輩。

無責任なコトは言えないけれど、彼女には「レポーター」という仕事はとても合ってる気がする。

どんな言葉で、どんなテンションで情報を伝えているんだろう。

電波に乗って届く、後輩の楽しいレポートを聞いてみたい。

素直にそう思えた。

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その日以来、ボクの車ではAMラジオが流れている。

突然、ふいに聴こえてくる後輩のレポートは、ボクの生活に程よい彩りを与えてくれる。

一緒におしゃべりしてた時の心地良さが、電波に乗って流れてくる。

これからも親戚のように気楽な関係でいたいと思う。

そしてこれからは、一人のリスナーとしても見守っていきたいと思う。

また会いましょう。

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