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2007/12/09

鼻からタンポポ

一年で一番大きな行事の責任者という大役を終え、心は晴れやか、だけど体はクタクタ。

会場の最終点検と事務所での手続きを終えて、ボクは一人、会場を後にした。

見上げると、空にはタンポポの綿毛がフワフワと舞っていて、何だか幻想的な光景。

車までの足取りは何だか軽やか。

さぁ、園に戻ってもう一仕事するか・・・と気を引き締め直してエンジンをかける。

すると鼻がムズムズ。

ミラーを見ると、白い鼻毛が、いや、タンポポの綿毛が鼻穴から顔を覗かせている。

確かにけっこうな数の綿毛が舞ってはいたけれど、それが鼻穴にフワリと入り込むなんて・・・と妙にしみじみ。

もし仮に、ずっと放っておいたら、鼻穴でタンポポが咲いたりするんだろうか・・・なんて本当にどうでも良いコトを妄想してみる。

鼻からタンポポ。

そういえば、やや大きめのボクの鼻穴にはよく異物が侵入する。

中学、高校と自転車通学だったボク。

いずれも丘の上にあったので、毎朝、上り坂を必死にこいで、学校を目指した。

いつも時間ギリギリなので、優雅にこいでなんかいられない。

必死に坂を上っていると、当然、アゴは上がる。

そして大量の酸素を体内に送るべく、鼻穴はいつも以上に開く。

その二つの穴に、何度虫が入り込んできたコトだろう。

虫もきっとビックリしたに違いない。

突然、フゴッと暗い穴に吸い込まれるんだから。

そして何故だか、通学中のボクにはよく鳥のフンが命中した。

綿毛の侵入で、そんな青春時代を思い出す。

昔からそういうコトがあると、頭にくるより、奇跡的な出来事にしみじみしてしまう傾向がボクにはある様だ。

・・・とそんなくだらない出来事と妄想が申し訳ない位に、弟の弟の弟が素晴らしい日記を書いていた。

男4人兄弟の末っ子。

ボクが永遠に経験するコトのないポジションを生きる彼。

なかなか本腰入れて生きる道を見つけられずにいる。

でも、寄り道、回り道、行き止まりで戻る道、全てが無駄なんかじゃなくて、きっとどこかにつながっている道なんだと兄貴は思うし、信じている。

咲くまでは 伸ばそうボクの 枝がある

これは、彼が日記の中で引用していた、太田北歩さんの川柳。

生き迷った分だけ、きっと満足のいく、彼らしい花を咲かせてくれるコトだろう。

これからも遠くからではあるけれど、見守り、応援し続けたいと思う。

今回の正月帰省。

色んな意味で本当に楽しみになってきた。

Conv200712090001岩木山はいつも通り、雄大な姿で待っているコトだろう。

鼻穴に虫が侵入しながらも必死に自転車をこいだ道を通って、母校見学に出かけてこよう。

鼻からタンポポを咲かせかねない男を旦那に持つ嫁さん。

そんな男を父に持つそらちゃんの3人で。

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