ブログ引っ越しのお知らせ
ご無沙汰です。
なかなか更新できず、たまに覗いてくれてる方がもしいたらゴメンナサイ。
実は新たなブログやってます。
相変わらず、いや、さらにどうでも良い内容になってますが、興味ある方はどうぞ~。
民平的幸せ体感記3【40代編】です。
ご無沙汰です。
なかなか更新できず、たまに覗いてくれてる方がもしいたらゴメンナサイ。
実は新たなブログやってます。
相変わらず、いや、さらにどうでも良い内容になってますが、興味ある方はどうぞ~。
民平的幸せ体感記3【40代編】です。
諸事情により久々の投稿でゴメンナサイ。
今年最後に、多趣味で勤勉な小学5年生そらネェの紹介です。
以前、読書好きなコトは紹介したかもしれないけれど、小学校2年生の時点で、既に図書室での借り出し冊数学校ナンバーワンを果たし、最近は、冊数にはこだわらず、より面白いと思える本をじっくり読むようにしているそうだ。
それでも毎週、学校の図書室以外にも地域の図書館に通い、10冊借りて読んでいるからスゴイ。
マイ茶筅(ちゃせん)を持っている小学生はそう多くないだろう。
年配のお友達(そらネェのお友達)がお茶の先生をやっているご縁で、お茶会の助手?をしたりしている。
最近は、ちょっとした時間に「お茶飲む?」と入れてくれるそらネェ。
そして茶碗の回し方や作法もレクチャーしてくれるのである。
うむ、ステキ。
その他、ピアノ、英語、スイミングも習っているのだけど、更に自主的にやっている趣味?がスゴイ。
それは、新聞記事収集。
新聞を一通り眺めて、興味のある記事を切り取り、ノートに貼る。
そして感想やら、分からない言葉を調べたりしているのである。
宿題とか先生に言われたものでなく、完全に自主的にやっていて、誰かに見せて評価されるコトを望んでいる訳でもない。
すっげー。
新聞記事収集より更に以前から始めていて、そろそろ1年が経とうとしているのが、毎朝9時の天気記録。
休み帳に付いてて、ほとんどの子どもがテキトーにやっているアレだ。
それの年間版を1年間コツコツ継続してきた。
すっげー。
最後は、カタツムリ飼育。
これも単にカタツムリにエサをあげたり、掃除するだけではない。
卵を孵化させ、生まれてきた沢山のミニカタツムリを含めた全てのカタツムリに名前を付け、特徴なんかをノートにまとめているのだ。
素人(笑)のボクからすると全部同じに見えるけど、そらネェは全て見極めら
れる。
可愛くて仕方がないそうだ。
すっげー。
その他、色々と個性的なエピソード満載のすっげーそらネェを今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
そのうち、また別角度の個性派コーキーの紹介もしますね~ヽ(´▽`)/
児童養護施設の児童指導員って仕事は、完全な不定休。
世の中が休む日ほど、必要とされる。
世の中が休む時間帯ほど、必要とされる。
施設長が外部に紹介する時の言葉を借りると、まさに「コンビニのような職場」。
似て非なるものではあるけれど、365日24時間という点だけで言うとそうなのかもしれない。
職員の誰かが、いつも子ども達の安全を保障し、その生活を守らなければいけない。
まぁ15年もやってれば、それがボクにとっての「普通」ではあるのだけど。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
先日のゴールデンウィークとかも、特に希望を出さなければ普通に仕事となる。
とは言え、どっかで連休は貰えるだろうから、その時を家族デーにすれば良い。
そう思ってたら休みは1日と2日だけ。
よし2連休だ。
…と思ったら、2日は通常の登校日。
実質的な家族デーは一日しかなかったって訳。
日帰りで行った長野市はそれなりに楽しめたけど、一日しか父ちゃんとしての役割を果たせなかったのは申し訳なかった。
仕方ないって言っちゃえばそれまでなんだけど。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんなゴールデンウィークの穴埋めという訳じゃないけれど、ボクはふと思い立った。
そうだ、南の島に行こう。
南の島に連れてってあげよう。
場所はどこにしようか。
あまりリゾート地が好きじゃないボクだけど、世界一周一人旅をした時、いくつかの島や海岸沿いの町に滞在した。
波の音を聞き、海風に身を任せ、何もしないで過ごす。
そんな贅沢、たまにはいいな。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ん?
休みが取れないのにどうやって行くのかって?
しかも休みどころか、お金も時間もないボク。
そんな我が家がどうやって南の島に行くのかって?
…何とかなるんです。
いや、何とかするんです。
思ったコトは即実行、それがボクだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
120センチくらい。
イエローがまぶしい。
明るいカラーを選んで正解だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして組み立て作業開始。
いや、組み立てという程のものではない。
工具は不要。
説明書なんか見なくても簡単だ。
・
・
・
数分で完成。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
商品名は「トイモック」
定価は1万円ちょっとだけど、ネットで買ったから半額くらいで購入。
カラーも色々あるけど、太陽のイエローと海のブルーの組み合わせにした。
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時間もお金もなければ工夫と想像力でカバーすれば良い。
そしていつか自分の力で世界のどこかの行きたい場所に行けば良い。
かつてのボクがそうだったように。
世界は広くて遠い、でも狭くて近い。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一通り遊ばせた後、ボクも寝転んでみるコトに。
夏みたいに暑い日だったから、日が沈んだ後の涼しさが丁度良い。
穏やかな風が心地良い。
そこは完全に南の島。
これは良い。
今度、休みの日に昼間からビール飲んで「南の島」で過ごそう。
気軽に南の島へ、いや、世界のどこにでも行けるこのグッズ、お勧めです。
オヤスミナサイ。
※冷静で現実的なコメントは一切お受け致しません(笑)
スタートの号砲前、熊本地震で尊い命を失った方々への黙とうが行われた。
ざわついていたランナーたちが1分間、静かに目を閉じる。
興奮と高揚感に包まれたスタート会場が静寂に包まれた。
熊本からエントリーしていたランナーは出走を断念したそうだ。
走れるのは、平和や安全があってこそ、決して当たり前のコトではない。
一万人近くのランナー全てがそんな風に感じたに違いない。
被害に会われた全ての方の生活が、一刻でも早く元通りになるコトを祈るばかりである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
スタート前、子ども虐待防止のシンボルであるオレンジリボンの啓発活動を行った。
フェルト生地を切って作成したバッジ式のオレンジリボンは200個。
作成は、ボクが勤める児童養護施設で生活する高校生の女の子が手伝ってくれた。
配布は、昨年から一緒に活動している施設職員、そしてかつて同僚だった後輩が手伝ってくれた。
1万人近くのランナーに対して、たった200個、されど200個。
趣旨に賛同してくれたランナーたちに、あっという間に配るコトが出来た。
この活動をしたからってすぐに虐待が無くなったり、社会が変わる訳じゃない。
そんなコトは重々承知している。
でも小さな活動を重ねていけば、沢山のエネルギーが集まり、次第に大きな力になっていくコトを実感しつつある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
花粉症薬による体調不良は改善するコトはなく、何となく身体はだるい。
でも鼻たれランナーにはならずに済みそうだ。
心配された天気は曇り空、でも自転車が倒れるほどの強風が吹いている。
まぁ雨のスタートじゃないだけで充分だ。
与えられた状態でいかにベストを尽くすか。
それがマラソンだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
長野マラソンは沿道の応援が本当に素晴らしい。
多くの方が声援だけではなく、ハイタッチで応援してくれるのである。
善光寺の参道を駅に向かって駆け下りていく辺りなんて、本当に感動的だ。
ボクは、可能な限り、ハイタッチに応えながら走ると決めている。
そんな沿道の皆さんやボランティアスタッフに支えられながら、ボクは快調にゴールを目指した。
あれ?意外にイケるかも。
すごいぞ、みんぺ~!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そう思えたのも途中までだった。
むむ!
20キロ前後から降り始めた雨、そして強烈な風。
むむむむ!!!
天気さえ良ければ最高に気持ち良いはずの五輪大橋の上は、まさに地獄絵図。
むっひょ~~~!!!
風通しの良い橋の上なので、横殴りの暴風雨で前に進むのが必死だった。
むひゃひゃひゃひゃ~~~!!!
こんな状態であと20キロ近くも走れるんだろうか。
暴風警報まで発令されたらしい。
これはマラソンというより、もはや修行である。
でも、そんな悪天候の下、立ち続けている沿道の方々、ボランティアの方々、そして一緒に走っている多くのランナーがいる。
止まるな!進め!
てか雨よ、やんでくれ~!
・・・・・・・・・・・・・・・・
そう自分を奮い立たせながら走り続けていたら、30キロ辺りからは、雨もやみ、ついには青空が出てきた。
なんて気持ちが良いんだろう。
暴風雨の後だから尚更そう思う。
フルマラソンって苦しいけど楽しいな~。
知人の応援などもあり、ぐんぐんとペースアップするボク。
昨年末、天国に旅立った親友からも、いつも通りリストバンドを通してエネルギーを貰えた。
ありがとう。
このままゴールまで行けるに違いない!
すごいぞ、みんぺ~!
一気にゴールを目指すんだぁ~~~!!!
・・・・・・・・・・・・・・・
しかしそんなに甘くないのもフルマラソン。
ゴール前数キロで、突如、右膝が痛み出した。
おっと、またこのパターンかよ。
痛っ、いってぇよぉ~~~!
負けるな、みんぺ~!
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・
・
・
GOAL!!!
最後は例のごとく、半泣きで足を引きずりながら…といういつも通りの展開。
タイムは目標としていたサブフォー(4時間を切るコト)はならず、4時間22分くらい。
まぁベストを尽くした結果なので満足はしている。
よく頑張りました~ヽ(´▽`)/
一緒に走った仲間たちも皆、完走を果たした。
大会運営スタッフの方々、ボランティアの方々、悪天候なのに沿道で応援して下さった方々、おかげさまで元気にゴールできました。
ありがとうございます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
オレンジリボン啓発活動の成果は…
リボンを付けて走っているランナーを見かける度に声を掛けたり、反対に声を掛けられたり…
ゲストランナーとして走っていた高橋尚子さんにリボンを付けてもらったり…と、小さな活動の反響と手応えはそれなりにあった。
スタート前のアップや準備もままならなくて大変だったけど、頑張った甲斐はあったって訳だ。
今後も、無理のない範囲でマラソン大会での啓発活動をしていきたいと思う。
リボンを付けて走って下さるというランナーの方、一緒に配布を手伝ってくれるって方、その他、この活動に興味や関心がある方、連絡お待ちしています。
昨年同様、11月3日に、オレンジリボンをたすきに見立ててリレーするイベントを長野県内で開催予定です。
つなごう、子どもの笑顔!
3回目の出場となる長野マラソン。
30代最後にサブフォー(4時間切るコト)を目指すぞ!と意気込んでいた。
フルマラソンへの挑戦も今回が5回目になるし、失敗経験も含めた経験値もそれなりに積んできた。
しかし、年度末は公私共に忙しく、体調を崩してしまったり…で、思うように練習を積めず。
まぁなるべく楽しく走って、笑顔でゴールするコトを目標に…。
・・・・・・・・・・・・・・・・
とは言え、今回、懸念材料が2点あった。
1点目、花粉症。
花粉症の症状が酷いボクは、昨年、一昨年と注射をするコトでこのシーズンを乗り切ってきた。
しかし、昨年は長野マラソン直前に打ったコトで、ゴール前に意識もうろうとなり、明らかに体調が悪かった。
注射だけが原因ではないと思うけど、あれだけ劇的に効果があるってコトは身体に何か良くないコトが起きていたに違いない。
ステロイド注射な訳だし、打たずに済むならその方が良いはず。
その他、精神的にも何となく不安定になったりだったので、今シーズンは注射をせずにいくコトに決めた。
・・・・・・・・・・・・・・・・
そしたら…あれ?意外に平気かも。
何とかなるかも。
病は気から、まさにそんな感じ。
それなりに症状はあったけど、重症化はしなかった。
よし、長野マラソンもこの調子ならいける。
・・・・・・・・・・・・・・・・
そう思ってたら長野マラソン直前の金曜日に突然重症化。
ダラダラと水のように流れる鼻水、そして止まらないくしゃみ。
こりゃヤバい。
こんなんでフルマラソン走れる訳がない。
あまりにひどいんで、見るに見かねた義母が薬をくれた。
薬を飲むとそれなりに効くんだけど、人並み以上に激しい眠気と全身倦怠感に襲われるボク。
当日、案の定、花粉症の症状は落ち着いたけれど、体調不良に陥った。
頭がボーっとして微熱っぽい。
世の中の花粉症重症ランナーたちはどうやって対策してるのでしょうか???
・・・・・・・・・・・・・・・・・
懸念材料の2点目、天気。
自他共に認める悪天候男のボク。
そんなボクが張り切り、移動すると天気が崩れる。
過去の雨実績(?!)も充分。
なので、天気のコトは気にしないように心掛けた。
張り切らないようにもした。
・・・・・・・・・・・・・・・・
だけど、当日、9~12時の降水確率80%というミラクルな予報を叩きだしてしまった。
スタートは8時半。
今思うと、開会式やスタート前に天気が持っていたのも予報通りという訳だ。
結果的には、雨だけではなく風まで…。
ランナー、そして関係者の皆様、ゴメンナサイ。
雨が降ったのはボクのせいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな訳で、3回目の長野マラソンはスタートした。
つづく。
会食しつつ、先生方の発表、お母さんたちと卒園児たちからの発表、役員の方が編集してくれたVTRを楽しむ。
まぁ例年だとそんな感じだけど、今年は父ちゃんたちが立ち上がった。
昨年、秋の運動会で感動した子どもたちの組体操を完全再現しちゃおう!
そんなアツい志に賛同してくれた有志が集まり、飲み会、いや厳しい練習を重ねてきた。
それぞれ仕事もあり、各自調整しながら集まって飲む、いや、練習をするってかなり楽しい、いや、大変だった。
直前は週に2回も集まったので、本当に大変だった。
本当に(笑)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
幕の向こうで円陣組んで声出す父ちゃんたち。
絶対勝つぞ~!
おぉ~~~!!!
何が始まるの???
そんなざわつきに会場は包まれた。
そして開幕。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
完全再現なので、衣装はもちろん、髪型も各自の息子、娘をイメージしたものに。
女子が多いクラスの中、丸坊主のコーキーを再現したボクは逆に目立っていたかも。
演技前、クラス担任からの点呼、もちろん子どもの名前で。
ボクはあんなコトしないよ。
そんなクレームが届いたのは…ここだけの話。
運動会の時、簡単そうに見えた演技も実際にやってみるとまぁ大変。
慣れない動きの数々に悲鳴を上げる父ちゃんたち。
最後はピラミッドを組み、感謝の想いを伝えた。
感謝。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
演技後は担任の先生のもとに「センセ~」と駆け寄り、感動のフィナーレ(たぶん)。
自己満足感100%の発表だったけど、会場は盛り上がってたし良かった良かった。
今回の発表のために集まった父ちゃんたち。
「さくら組体操部」と称し、先日、ただの飲み会、いや、真面目な反省会を開催した。
妙な結束感が生じたメンバーでの集まりは、かなり楽しい。
これからもしつこく反省会を重ねていく予定(笑)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
改めてステキな保育園に出会えたコトに感謝感謝です。
さ~て、次は数日後に控えた小学校の入学式での保護者代表挨拶…まだ何も考えてないけれど楽しもうっと。
地元密着、宗教法人経営の民間保育園。
歴代の保護者会長は、地元出身者ばかり。
そんな保育園の保護者会長になった津軽出身のボク。
え?ボクでいいの?
初めに声を掛けられた時は素直にそう思った。
最強悪天候男の名に恥じるコトなく?、就任中は雨に関する話題に事欠かなかったボク。
それでも保護者役員の皆様や先生方、子どもたちの協力もあり、本当に楽しい一年間だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな充実した保護者会活動のフィナーレを飾るのが、卒園式での保護者会長挨拶。
天気の心配はあまりなかったけれど、今年は代わりにインフルエンザの嵐が猛威を振るうコトに。
卒園式直前まで卒園児、保護者が次々と発熱。
数日前まで学級閉鎖に近い状況(保育園なので閉鎖には出来ず「自主登園」という扱いになる)だった。
しかし、インフルエンザにかかるコトなく、体調を崩すこともなく、心身ともに元気に過ごせていた我が家。
さすがは保護者会長ファミリー!
インフルエンザなんて、「かかるわけがない」っていう強い気持ちが大切なんすよ!
なんて、偉そうに語るボクだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
卒園式での大役を終え、ホッと一安心して発熱…まぁ頑張ったもんね。
会長!お疲れさま!
…と、それなら多少の美談になるものの、トラブルメーカーみんぺ~は一味違う。
あろうコトか、卒園式当日未明に38度を超える発熱!
おいおいこのタイミングかいっ!
午前3時に解熱剤を飲み、天にも祈る気持ちで、家族とは別室、寝袋に入って寝るコトにした。
卒園式に、保護者会長が体調不良で欠席なんてネタにもならない。
結局、高熱で寝付けず、ようやく朝6時頃にウトウト…そしてあっという間に朝を迎えた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
解熱剤の効果あったのか、幸い熱は下がってた。
ホッ。
薬で頭がボォーっとしつつも、挨拶は無事に終えるコトが出来た。
「神殿」と言われる独特の緊張感に包まれた会場での厳粛な式。
体調最悪だったコトもあり、紙を見ずにアドリブで挑むだけの勇気はなかったけれど、ボクらしい挨拶にはなったんじゃないかと自負している。
保育園や先生方への感謝、素直に大好きな気持ち…そして卒園児たちには「だいじょうぶ」という言葉を贈った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もう30年以上も前になるけど、小学校に入学する前のボクは、不安で押しつぶされそうだった。
引っ越してきたばかりだったので、年上の友達もいなかった長男のボク。
そんなボクにとっての小学校のイメージと言えば、テストで0点をとってママに叱られる、先生に叱られて廊下に立たされる…
そう、ボクがイメージした小学校生活は、ドラえもんの「のび太」だったのである。
繰り返し歌わせれる「友達100人できるかな~♪」もプレッシャーでしかなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな当時のエピソードを引き合いに出しつつ、卒園児たちに「だいじょうぶ」という言葉を贈ったのである。
楽しみだけでなく、不安も一杯の子どもたち。
沢山の大人たちに「だいじょうぶ」と言ってもらって、ギュッと抱きしめてもらって欲しいと伝えた。
薬で頭がボーっとしていたので、涙のメッセージにはならなかったけれど、一生懸命心を込めて考えた内容ではあったので、保護者の皆さんや先生方からの反響はなかなか良かった。
体調万全で迎えられなかったのは心残りだけど、会長としての役割は果たせたかな~。
園児の皆さん、そして我が息子コーキー、卒園、本当におめでとう。
関係者の皆様、本当にお世話になりました。
雨降りバレンタイン翌日の月曜日。
何だかんだで誰かくれるかな~と淡い期待を抱きつつ、保育園に迎えに行ったボク。
チョコ、もらえた?
こそっとコーキーに聞いてみた。
結果は…
NO…(´・ω・`)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そっか…。
もうそれ以上、チョコについて触れるのはやめといた。
保育園の保育士さん達にも、コーキーの切ないバレンタインエピソードは伝わった様。
無言で抱きしめてくれた保育士さんもいたそうだ。
なんてステキで温かい保育園なんだろう。
そして、コーキーは愛されているんだろう。
ボクは幸せを感じた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それから2日経った今日、
奇跡が起きた。
・
・
・
神様っているのかもしれない。
いや、いた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
保育園から帰宅し、嫁さんがリュックを開けたら、見慣れない紙袋が入っていたそうだ。
なにこれ?
コーキーに尋ねても心当たりない様だったそう。
袋の中身は…
・・・・・・・・・・・・・・・
チョコとお手紙だった。
え?
え!?
驚きつつ、嬉しくて堪らない様子のコーキー。
切ない想いをしたからね。
それにしても、なんてステキなサプライズなんだろう。
一生懸命書かれた手紙がまたステキすぎた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
にちようびは、ゆうゆう(待ち合わせ場所の公園)に
いけなくて ごめんね。
わたしたかった ちょこです。
たべてね。
なまえは はずかしいから
かきません。
さくらぐみの
おんなのこ
より
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今日は、身内以外の女の子にチョコを貰った人生初の日。
今日は、女の子にラブレターを貰った人生初の日。
今日は、父親であるボクも嬉しくて嬉しくて堪らなかった日。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
遅番終わって帰宅すると、コーキーはいつも通り、優しい顔で寝入ってた。
いや、いつもより少しだけ幸せそうな顔で寝入ってた。
スヤスヤと寝入ってた。
良かったね。
良かったなぁ。
嬉しいなぁ。
誰だか分からないけど、優しい女神さま、ありがとね。
我が家に幸せが届きました。
今年のバレンタインは日曜日。
ボクにはどうでも良いけれど、保育園児のコーキーにとってはどうでも良くない。
金曜日にクラスでこんな話になったらしい。
わたしは皆にチョコあげる。
コーキーのクラスの男子は5人だけ。
とある女の子がその5人にあげると宣言したらしいのだ。
でもバレンタインは日曜日、どうやって渡そうか。
そこで先生も話に加わり、どうしてもあげたい人は、保育園近くの○○公園でってコトになった。
ただし、お母さんに許可を貰った人だけ。
時間は3時になったらしい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
誰が来るのかな~。
○○ちゃんも来るかな~。
嬉しそうに話すコーキーだった。
話を聞いたボクたち家族は全面的に応援するコトに。
土曜日も一日中、その話で持ち切りだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして日曜日のバレンタイン本番。
午前中、何度も時間を気にするコーキー。
今何時?
3時まであと何時間?
・・・・・・・・・・・・・・・・・
しかし残念ながら外は雨。
全国に悪天候だった。
そしてインフルエンザが蔓延してて、クラスの仲良し男子二人も共にダウン。
こんな状況で律儀にチョコを持ってくるコなんているんだろうか。
こんな状況で律儀にチョコを貰いにいくコなんているんだろうか。
いや、クラスのどの程度の範囲で盛り上がった話か分からないけど、言い出しっぺの女の子を含めて何人かは来るでしょ。
ボクたちはコーキーを奮い立たせた。
そして、とりあえず雨が止むコトを願った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
金曜日に好きな男子に早々チョコを手渡したそらネェは、完全にネェさん的立場。
身内以外に初めてチョコを貰えそうな弟を全力で応援すると誓い、服装のチェック。
そして念入りに髪の毛をセット(笑)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5分前に公園に到着したボクたちは、チューの顔の練習をさせたりして盛り上げた。
そして、コーキーを公園に残し、少し離れた場所から眺めるコトに。
誰が来るかな~。
女子が一人も来ずに男子だけ集まったらウケるねぇ、とか言いながら。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
駐車場に車が入ってくる度に、ボクとそらネェは盛り上がった。
お!
お!!!
来た来た!
誰が乗ってる!?
・・・・・・・・・・・・・・・・
しかし、病院に併設されたその公園駐車場に入ってくる車に、見慣れた女子や男子は乗ってなかった。
5分が経ち
10分が経ち
15分が経ち…
とうとう誰一人として公園には来なかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・
きょうだいっていいなぁ~。
しみじみとそんな風に思った。
そのうちに雨が降ってきて、ボクたち家族は帰るコトに。
・・・・・・・・・・・・・・・・コーキーとボクは男二人でドライブに出かけた。
車中、男同士のおしゃべりをするコトに。
女子って訳分からないよなぁ。
一人くらい来るよな、普通。
でも、コーキーはホントに優しいし、イイ奴だよ。
父ちゃんが女子だったら、絶対コーキーみたいな男の子に惚れるなぁ。
・・・・・・・・・・・・・・・
父と息子のなかなかステキな一時だった。
さぞ落ち込んでるかな~と思いきや、前向きなコーキー。
お母さんが良いって言わなかったのかも。
雨降ったしねぇ。
インフルエンザになっちゃったかなぁ。
あ、でも明日くれるかも(笑)?!
・・・・・・・・・・・・・・・・
父と息子の絆がまた少し深まった気がする。
がんばれ!コーキー!!!
明日も一日笑顔で過ごせますように(*^-^)
てか、クラスの女子!誰かよろしく!!!
そんな訳で、不測の事態で家に残されたコーキー。
男たるもの、一人でママとねぇねを守らなければいけない。
チビで弱虫のコーキーだけど、彼なりにそんな意識はある様だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
職場からの急な呼び出しで外へ出たボクは車に乗り、少し離れた場所に停車。
車内で鬼に変身。
ここからは身も心も鬼になろうと決めた。
優しさを車内に置き、恐怖の鬼と化したボクは歩いて我が家に向かった。
※近所の人に目撃されなかったのは幸い(笑)
・・・・・・・・・・・・・・・・
我が家に到着したボクはまずチャイムを押し、玄関のガラス戸を叩いた。
ピンポーン、ピンポーン!
ドンドンドンドン!!!
当然、玄関のカギは閉まっている。
念には念を入れ、家の外に隠してある合い鍵も家の中に入れた様だ。
コーキーは本気だ。
よし、本気で応えよう。
サヨナラ、みんぺ~。
サヨナラ、優しい父ちゃん。
ついに身も心も本気で鬼と化した「鬼」。
・・・・・・・・・・・・・・・・
鬼は家の周りを一周し、あらゆる窓を叩いた。
ドンドンドンドン!!!
恐怖感MAXで、コタツの中に籠城したコーキー。
すっかり日が沈んで暗い中、まぁ相当、怖いよね(^-^;
でも大丈夫、玄関の鍵は閉まっている。
…のはずが、あらかじめ窓のカギを開けておいた和室から鬼は侵入。
廊下の壁をドンドンと叩き、地鳴りの様な声を上げながら、コーキーを探し始めた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
ボクはもう6歳だ。
年長のさくら組だ。
春からは小学生だ。
鬼なんて怖くない。
・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな風に自分を奮い立たせていたに違いない。
コタツから出てきて少ない豆を必死に投げつけてきた。
昨年までは見られなかった姿だ。
成長したなぁ。
ボクは少し感動した。
・・・・・・・・・・・・・・・・
しかし、鬼には「優しさ」という感情はない。
「鬼は~そと!」と、豆を投げられて逃げ出すようなノーマル鬼ではない。
やだ!
やだ!
おりこうにするから!
おりこうにします!
・・・・・・・・・・・・・・・・
もう完全にパニックだ。
しかし、去年までよりは抵抗感が格段にアップした。
力もずいぶん強くなったなぁ。
ボクは少し感動した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一切助けず撮影に集中する嫁さん。
そして全てを察しているため、空気と化し、ニヤニヤしながら見学しているそらネェ。
明らかに不自然だけど、パニック状態のコーキーはそんなコトに気付く余裕なんてない。
必死の抵抗が功を奏して、鬼は闇夜に消えていった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
それから間もなくして車で帰ってきたボク。
ごめん!
今、帰ったよ。
よし、コーキー!
鬼と闘うぞ!
…もう鬼来たよ…。
え、え、えぇーーー!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・
まずは一緒に戦えなかったことをコーキーに謝罪。
そして、まだその辺にいるかも!と外に出て、大声で威嚇。
そして一家の大黒柱なのに鬼から家族を守れなかったコトを悔しがる。
玄関のカギはきちんと閉めていたコトを確認した上で、侵入経路を確認。
和室のカギが開いていたコトで、嫁さんを注意し、それに嫁さんが必死に詫びる。
更にまたもや町内会長さんからの電話がかかってきて数分のやりとり。
小芝居に小芝居を重ねた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここまでやったので、コーキーは完全に「ボク」と「鬼」は別だと信じ切っている。
鬼との死闘について詳細を説明してくれるコーキーを労い、きつく抱きしめる。
父ちゃんのせいだ、本当にゴメン!
でも本当によく頑張った!
その後、風呂に入りながら、裸同士で、今後の鬼対策について語り合った父と息子。
確実に絆が深まった。
・・・・・・・・・・・・・・・・
少しやりすぎた感も否めないけれど、もしかしたら本気で信じる最後の節分になるかもしれない。
そう思うと、良いイベントになったと思う。
って言って来年も似たようなコトやってるかもね(笑)
ちなみに、薄着で外を徘徊し、裸足で外に逃げていった鬼は、その日から風邪で体調を崩したそうです( ´_ゝ`)
おしまい。
諸事情によりご無沙汰していたこのブログ。
ゴメンナサイ。
更新を望むメッセージも何通か届いていたので、とりあえず久々に書く気になった。
更新が滞っている一番の理由は、まぁ仕事が忙しいのもあるんだけど、何より手軽なFBの存在。
FBはマメに更新してるんで、ぜひそちらのチェックよろしくです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、今回は数日過ぎたけど、毎年、投稿してきた節分ネタで。
今春ついに小学生になる長男コーキー。
サンタさんはともかく、節分の鬼も「本物」だと完全に信じている。
いや、本物かともかくとして、少なくとも鬼はボクではないと思っている。
まぁとりあえず昨年までは…。
何事も中途半端は良くない。
節分の鬼も、どうせやるからには、全力で怖い存在でなければいけないと思う。
いつかは信じなくなる訳だしね。
そんな訳で今年もボクは全力で鬼を演じた。
家族、いや、コーキーが鬼に立ち向かった感動のドキュメント…である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
節分当日は、仕事だったので職場の児童養護施設で鬼を演じた。
小学生以上は全く鬼なんて信じておらず、怖がりもせず、ただ面白がって豆を投げつけてくるだけなので、ここ数年は幼児さんの所にしか鬼は出没しないシステムだ(笑)。
恒例のお面(その昔、浅草で3000円くらい出して購入)に加え、今年からは髪の毛を加えたので恐怖感3割増し…のはず。
とりあえず予行練習的な職場での節分で、確かな手応えを感じたボク。
よし、いける。
節分翌日、我が家では、コーキーの恐怖感を煽るような丁寧できめ細かな演出を重ねていくコトに。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まずは町内会長さんからの電話だ。
・昨日の節分で鬼が来たか?…来なかったけど節分なので豆は撒いたようです。
・お宅には子どもがいるか?…二人います。
・息子さんは勇敢ですか?…はい、いざという時はママとお姉ちゃんを守ってくれるはずです。
・息子さんは鬼を信じていますか?…(本人に確認しながら)とりあえず信じているようですが分かりません。(信じている!とアピールするコーキー)
・まだ豆は残っていますか?…はい、まだ少し残っているようです。
・鬼が来たらお父さんは戦えますか?…はい。大丈夫です。でも急な仕事が入ることがあるので、その時は息子が代わりになります。
・お家にカギはかけていますか?…すいません、今すぐ閉めます。(コーキーに閉めて来るように指示)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな様なやりとり(自作自演)を延々と繰り返し、電話を切った。
途中、何度も謝罪したり、嫁さんやコーキーに確認したりという小芝居あり、で。
この段階では完全に、ボクはコーキーと共に、鬼を迎え撃つ仲間になっている。
そして、もし鬼が来てもお父さんがいれば大丈夫だと安心させる。
緊迫感を煽る一方で安心感を与える作戦である。
コーキーの表情からは明らかに緊張感が漂い始める。
豆の量の少なさへの不安を口にしながら…
ママァ、お豆これだけで足りるかなぁ…。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな中、予想通りの展開に(笑)
職場から急な呼び出しの電話が入ったのだ!
今、鬼が来るかもしれない大変な状況であるコトを伝えたが、上司に怒られ出勤するコトに。
コーキーにとっては不測の事態だ。
ボクはコーキーに謝りながらこう言った。
もちろん超真剣な顔で。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
すぐ帰ってくるし、その間には鬼は来ないと思う。
一応、行く前に家の周りはパトロールしておく。
もし来ても絶対に玄関のカギを開けないコト。
カギを開けなければ入ってこれないし大丈夫。
コーキー、キミは強くて勇敢な男の子だ。
しかももうすぐで小学生だろ?
ママとネェネを守ってあげて欲しい。
じゃあ、行ってくるよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ボクが家を出た瞬間、カギを閉め、居間に走って戻るコーキーだった。
がんばれ、息子よ。
つづく…。
先日の「夢の国」にて、実際に起きた現実的なハプニング?はどれでしょう。
ヒントなし、三択です。
① 寝坊してしまい到着が大幅に遅れた…。
② 「モンスターズインク」のアトラクションが休止中だった…。
③ チケットを紛失した…。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
正解は…
・
・
・
はい。
全部です…(・_・)エッ....?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
予定より1時間近く寝坊してしまったため、TDLに到着したのは開園から一時間過ぎた9時半過ぎ。
スタートダッシュ、まず失敗。
前日、運動会疲れを残したままの長距離移動だったし、まぁ仕方ない。
仕方ない仕方ない。
遅れを挽回するべく、入園後、ボクは一人ダッシュした。
目指すは、入園口から一番離れたエリアにある「プーさんのハニーハント」。
そらネェの第一希望でもある人気アトラクションだ。
待ち時間を短縮出来る「ファストパス」をゲットするためである。
ボクに任せろ。
皆はゆっくり歩いてきて良いから。
なんて頼りがいある父ちゃんなんだろうか。
夢の国での夢の様な一日が始まろうとしていた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「プーさんのハニーハント」の「ファストパス」発行所に到着。
入園チケットのバーコードをかざすとファストパスがゲット出来るシステムだ。
さすが人気アトラクションなだけあって、夕方の分しか取れない。
さて、チケットは…と。
呼吸を整えながらボクは探した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
チケットは…と。
あれ?
入れたはずのポケットにない。
落ち着け、自分。
そんなはずはない。
あってはならない。
父ちゃんは、こういう時こそ冷静沈着でなければいけない。
・・・・・・・・・・・・・・・・
ここは夢の国だ。
チケットを失くすなんて現実的なコトがある訳ない。
そんな悪夢のようなハプニングは起きないシステムになっているはずだ。
探してるのはコレかい?
ミッキーがそう言って差し出してくれるに違いない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
…どんなに冷静に探してもなかった。
ミッキーも現れなかった。
夢の国の中で、突然、現実に向き合わされた。
夢なら覚めて~!!!
まぁ仕方ない…いやいや、仕方なくないってば!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・
とりあえず全力で走ってきた道を再び戻り、入園口近くの遺失物コーナーへ。
用がない人は足を踏み入れる必要のない場所。
恐らく夢の国の中で最も現実的な場所。
最も笑顔が少なくテンションが低い場所。
必死で切羽詰まった表情の人が集まる場所。
とにかく悲壮感が漂う場所。
小さな子どもに謝り続ける母親。
グループ全員のチケットを落としたリーダーらしき人。
大切な○○を落とした人…等などが列をなしていた。
なんて可哀そうな人たちなんだろう。
夢の国で何をやってるんだろう。
…てか、ボクもそんな一人じゃーん(T_T)
入園直後にチケットを紛失するなんて、完全に想定外である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここは夢の国だ。
何とかなるに違いない。
いやいや、何とかしないとヤバいでしょ。
するするするってばー。
色々訴え、あがき、頼み込み、何とか仮チケットを発行してもらえるコトに。
家族4人揃わないといけないらしく、3人を電話で呼び寄せた。
そして何とか「プーさん」のファストパスをゲット。
時間は19時40分~…って遅っ(*_*)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
結局、チケットはミッキー、いや、スタッフに拾われ、ボクの手元に戻ってきた。
気合入れて走り出した直後に落としたらしい。
おかえり。
さすが夢の国だ。
その後、他のファストパスを取ったり、ポップコーンを買いに行ったり…ボクは園内を相当距離走り回った。
そんなに走り回るつもりもなくサンダルだったので、足は傷だらけに。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「プーさん」の次に楽しみにしていた「モンスターズインク」が休止中だったのは想定外だったけど、それ以外は、ほぼ希望通り楽しめた。
リアルなアトラクションの世界観に、我が子二人は本気で驚き、笑い、怯え、泣き…夢の国を満喫していた様だ。
アマゾン、海賊たちの洞窟、宇宙、絵本の中、お化けの家、おもちゃの国…色んな夢の世界に行けた。
行く前は、長時間並ぶのが嫌で気乗りしなかったけど…いいねぇ、ディズニーランドって。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちなみに夢の国は、十数年前、ボクが家族を持つコトを決めた場所でもある。
あれから時を重ね、2人だった家族が4人になった。
そんな場所に、4人で再び訪れられたコトを感慨深く感じる。
ボクは決して自慢出来るような旦那でも父ちゃんでもない。
でも、チケット紛失という失態を必死に挽回しようと走り回るボクに、不機嫌になるコトなく着いてきてくれる家族がいるってのは幸せなコトだ。
そんな家族がいるのは自慢出来るコトだ。
深夜、帰り道の運転中、眠気と闘いながらしみじみと想った。
はい。
次は寝坊しません、チケットは落としません。
気をつけますってば~~~( ´_ゝ`)
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干ばつで苦しんでいるアフリカの村とか行けば、神様として崇められるんじゃない?
全くつながりのない3人から、そんな風に言われる人ってそう多くないのでは。
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ボクは自他共に認める雨男だ。
今や、雨だけでなく、雪、台風なども専門とする悪天候男に進化?した。
科学的にはそんな訳がないなんて百も承知だ。
でも、旅行、遠足、結婚式、祭り、帰省…様々な晴れて欲しい日を悪天候にしてきた実績がある。
数々の結婚式をボクが出席したばかりに、雨を降らせてしまい申し訳なく思っている。
新婚旅行では、年に数日しか雨が降らないという地中海に浮かぶ島を選んだのだけど、当たり前のように雨が降った。
初めてヒッチハイクした日も、初めてフルマラソンに挑戦した日も雨だった。
そんな雨エピソードを上げていったらキリがない。
うーむ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ボクが晴れて欲しいと強く願うほど、天気が崩れる。
責任ある立場になればなるほど、天気が崩れる。
しかし、天気のコトをあまり考えずに当日を迎えると、そんなコトもない。
うーむ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○月○日って、みんぺ~さんどこか行く予定ありますか?
え?
別にないよ。
あぁ良かった~。
そんな会話をしたコトも少なくない。
何か予定を立てる時、天気予報だけでなく、みんぺ~の予定を確認すれば確実だと噂されているとか、されていないとか…。
うーむ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ボクの身体から局地的で強烈な低気圧が発生しているんだろうか。
全くもって謎である。
うーむ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今年度、コーキーが通う保育園の保護者会長になったボク。
入園式はもちろん雨。
年度初めの総会での会長挨拶では、前もって謝罪しておいた。
本気の雨男です、と。
いやいや、そんなコトを言っといて結果的には天気に恵まれた。
良かった~!子どもたちのおかげです!
なんて言おうとしていたのに、先日の親子遠足でも雨が降った。
少しだけ公園で遊べたのが救いだったけど、昼までに回復していくという予報に反して昼前に降ってきた雨。
結局、お弁当も室内で食べた。
6年ぶり?となる5月の台風直撃をまぬがれ安心していたのに、遠足当日だけ、しかもその時間帯だけ雨が降るなんてコトがあって良いのだろうか。
そして、午後からはこれでもかってくらい晴れた。
いやいや、そういうコトが今までも多すぎて、特に驚かない。
うーむ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今年度、保育園行事の夏祭り、運動会が控えている。
ネタとか要らないから、本気で晴れて欲しい。
いや、贅沢は言わない。
曇りで良い。
いやいや、外で出来る程度なら何でも良い。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ボクが責任を感じ、張り切れば張り切るほど、天気が崩れるコトは分かっているので、そのさじ加減なんだろう。
行事当日まで、一見、無責任、無関心、無気力な会長でいても怒らないで欲しいと思う。
いったい誰がどこでボクを監視しているんだろう。
うーむ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちなみに、ボクの誕生月が何月だか知っていますか?
はい。
来月です。
バリバリの梅雨男です。
ついでに言うと、イニシャルもAMなんでAMEっぽい。
おっと、こんな内容のブログを書いていたら空が曇ってきたぞ。
そんな訳で…
全国の皆さん、今後も色々とご迷惑をおかけします…。
雨が降ったらみんぺ~を思い出して下さいね(笑)
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先日開催された、ヒッチハイク部のりこみ隊OB会でのこぼれ話を一つ。
それなりに代を重ね、伝統あるサークルになると、創始者が実物以上にレジェンド化されていくってのは、前回書いた通り。
ボクが卒業して何年か経った時、ボクと似た新入生が入部したという噂が耳に入った。
ボクと似た種類の顔(!?)をしていて、ボクより少し背が低い彼。
ボクを知っている後輩からすぐにこう名付けられたらしい。
こみんぺい…(ー_ー)!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もう10年くらい前になるかなぁ。
一度、その彼には会ったコトがある。
確かに、雰囲気は似ていた。
そっくりだとは思わなかったけど、同じジャンルというか、なんというか。
うん、確かに、こみんぺい、だな。
そう思った覚えがある。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ボクの顔は割と個性的だ。
世の中にあまり多くはいないはずなのに、アフリカでも南米にも、ん?似てる?と、ボク自らが思う人を見かけた。
みんぺ~は世界に通じる顔なのかもしれない(笑)
そんな個性的な顔だからこそか、一度ボクに出会った人が、ボクに似た容姿の人を発見すると、ボクに連絡せざるを得なくなるらしい。
これまで、人間、動物、絵…色々なそっくり情報が寄せられてきた。
先日は青森でボクが笛を吹いているって情報も。
写真を見ると、確かに同じジャンルのおじさんが笛を吹いていた。
うむ、そこにもいたか。
うんうん、いたいた。
同じジャンルの人が。
まぁ「こみんぺい」もそんな一人だったって訳だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんなやつがいてさ~
今日は来てないけど、あいつ今どこで何してるんだろ~ね~
酔っぱらいながらそんな話をしていると、まさかのサプライズ!
急にその彼が背後から登場したのである。
しかもホテルスタッフとして。
本気でビックリした…ヾ(.;.;゚Д゚)ノ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なんと彼は偶然に、本当に偶然に、会場となっていたそのホテルで働いていたのである。
そして偶然にも、彼の話をしていた時に、登場してきたって訳だ。
そんな奇跡的なコトってあるんだろうか。
会場を決めた幹事の後輩ですら、そこに彼がいるコトを知らなかったのである。
すっげー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
時空を超えた奇跡のツーショットである。
そんなサプライズ的な再会を果たした彼とボク。
仕事を終えて2次会から合流した彼とは、3次会まで一緒に飲んだ。
あぁ楽しかった。
人生の大きな転換期にいる彼。
大切な後輩の一人、同じジャンルの一人である彼の幸せを願うばかりである。
がんばれよーーー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ちなみに…こみんぺいに似た後輩がサークルに入ったりしたらどうなるんだろうか。
二度あるコトは三度ある訳だし。
こみんぺいジュニア?
こみんぺい二世?
ここみんぺい?
みんぺ~3?
三代目みんぺ~ブラザーズ(笑)?!
ややこしっ…(゚д゚;)
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今から20年前、大学一年だった時に友人と立ち上げたサークルだ。
スマホはもちろん、携帯電話も一般化されてなく、Windows95の登場でようやくインターネットが一般化され始めた。
用があれば家電か公衆電話を使うしかない。
SNSってなんだこのやろー(゚д゚;)
ポケベルがあれば十分じゃないかっ!!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
…と、そんなアナログ時代だったので、現代の様に、ネット上でのつながりなんてない。
キャンパスには学生が溢れていたけれど、気が合うかなんて話してみないと分からない。
「リア充」なんて言葉はもちろんなく、全てが「リアル」だったあの頃。
当時の学生が、同じ趣味の友達を見つけ、大学生活を「充実」させるには、何らかの「サークル」に所属するコトが欠かせなかった。
入学式では、多くのサークルから勧誘のビラを配られた。
伝統、知名度共にある人気サークルもあれば、友達同士が勢いで作り単年で消滅していくサークルも。
なんてったって、メイン活動がヒッチハイクのサークルですから。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しかし、創部したその年に「猿岩石」がブレークし、「ヒッチハイク」を扱ったバラエティ番組をテレビで見る機会も増えた。
おっ?
全国の大学でも同様のサークルが立ち上げられた。
おっ?
実際にヒッチハイクをする人は多くなかったかもしれないけれど、一つの「流行り」だったのかもしれない。
ふむふむ。
とは言え、スポーツや音楽活動ならまだしも、「ヒッチハイク」を主としたサークルが継続的に運営されていくなんて、なかなか大変なコト。
いやいや、無理でしょ。
だってヒッチハイクだよ、本当に車が止まってくれるの?
怖くないの?
てか、サークルでやる必要ある?
そんな声もちらほら。
まさか、その後20年経っても元気に活動しているだなんて、誰が想像しただろう。
そりゃそうだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先日、ヒッチハイク部のりこみ隊創部20周年記念OB会が、誕生の地、松本で開催された。
もちろん、20年分、全世代の後輩たちが集まった訳ではない。
それでも、家族関係を含め60人を超える人数が一次会に集まった。
すげー。
ホテルの広間を貸し切り、スクリーンや音響を利用したなかなかの規模。
懐かしい写真やら思い出話やら…。
そりゃ楽しくない訳がない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これまでも何代かが集まる小中規模のOB会は開催されてきたけど、現役生が参加するコトはなかった。
しかし今回は20周年記念というコトで、ボクたち初代メンバーから20代目の現役生まで、全世代を対象としたOB会。
まさにのりこみベイビーたちだ。
そう考えると20年も一つのサークル活動が継続してるって、スゴいことなんだと実感させられる。
20年かぁ…。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しかし、実際に出会う前は、正直言って不安もあった。
もちろん緊張も。
20も歳が違う現役生たちと、話がかみ合うんだろうか。
現役生たちは、スマホでネットを駆使してるに決まってる。
スケッチブックにペンで行き先を書いていたのは昔の話で…
アイパッドに行き先を動画表示していたらどうしよう。
ま・つ・も・と・方面…の・せ・て~b(=゚ω゚=;)
…みたいな。
全員、茶髪、いや茶髪どころか赤や黄色の髪の毛だったらどうしよう。
ていうか~とか、まじウケる~とか、ウザい~とか、ディスる~とかばかり口にしてたら、笑顔で聞き流せるんだろうか。
いやいや、ボクは大先輩だ。
堂々としていなければならない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いやいや、不安なのは現役生たちも同じだったに違いない。
ボクが話しかけると、超緊張顔の現役生たちだった。
そりゃそうだ。
自分が学生の頃、40前の先輩が登場したら…そりゃ恐縮したよなぁ(^_^.)
さらに、創始者「みんぺ~」という名前は一人歩きしてしまっていた様だ。
ボクらが昔書いた文章は、教科書の様に、代々読み継がれているらしい。
半ば都市伝説化していたボクの存在。
ボクが乾杯の挨拶をしている時、「本物だぁ~」とも聞こえてきた。
あちゃ~。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
20年という年数の間に生じた、互いの不安や心配は全く不要だった。
髪の毛も皆、黒くて普通だった(笑)
ボクに対しても、「なーんだ、普通の人じゃん」って思ったに違いない。
久々にした「ヒッチハイク」の話は本当に楽しかった。
こんな車に乗せてもらいました!とか。
こんな人に出会いました!とか。
こんな話聞きました!とか。
相変わらず、スケッチブックにペンで行き先を書いて旅する後輩たち。
…20年前と変わらないじゃん。
ちなみに、もちろんスマホは持ってるけど、乗せてもらっている時はいじらない様にしているらしい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
創部当初の空気感が、20年経っても同じってのは嬉しい限りである。
安全に旅をするためのルール、ドライバーを不快にさせないためのルール、そして楽しくサークルを維持していくためのルール。
揃いのTシャツも、ある時からポロシャツへ、そして自由に色を選べる形態へと進化していた。
サークルは大学公認となり、顧問はのりこみ隊OBの大学職員だそうだ。
公認なので大学から活動費を貰っており、なんと部室も貰えるようになるかも…だって。
すげー。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
「のりこみ隊」は、なんていうか…大きな家族みたいな感じ。
今となっては、ボクが知らない後輩だらけ、でも後輩たちは「みんぺ~」を知っている。
何だか不思議な感じだけど、ボクの居場所がそこにあった。
何代目ですか?が挨拶代わり。
「○代目」をパスポート代わりに、後輩たちが気軽に顔を出せる場であれば良いな、と思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今更ながら、良いサークルを作ったなぁ~と…しみじみ。
先輩から後輩へ…を、20年間繰り返してきてくれた後輩たちに感謝したい。
ありがとう。
次回は25周年?30周年?
ボクは更におっさんになっちゃうし、本当のお父さんみたいに歳が離れていっちゃうなぁ。
今回出席出来た後輩たちも、出席出来なかった後輩たちも、また会える日まで…元気でね~(*^-^)b
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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心身共に万全の状態でスタートしたボク。
ペース配分や補給食の摂取計画もばっちり。
コースも昨年に続いて2回目なので、ゴールまでのイメージは描けている。
フルマラソンの折り返し地点は20キロ地点じゃなくて、30キロ地点。
30キロからが後半戦であり、そこまでいかにスタミナを残しておくかが大切。
小出監督が著書でそう書いてた。
30キロまでは無理せず計画通りのペースを保って走る。
30キロからが勝負だ。
焦らない焦らない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
うん、良い調子だ。
このペースならいける。
沿道の応援も相変わらず素晴らしい。
昨年同様、手を差し出してくれている人、特に子どもには可能な限りタッチしながら走った。
善光寺の参道を下る辺りなんか、あまりに応援が素晴らしくて涙が出そうになる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな最高の心身状態で走っていたボクに異変が起き始めた。
まずはペース配分の頼りにしていたスマホアプリのエラー。
距離の計測不能となった。
まぁ時計もつけていたし、大した問題じゃない。
次に快晴だった空が下り始め、雨がパラパラと。
最強悪天候男の本領発揮?!
まぁ大雨って訳じゃないし、これも大した問題じゃない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
多少のアクシデントにも平常心を保っていたボクだったけれど、25キロ付近から右膝に違和感が。
ん?
痛み?
昨年の長野マラソンまでは左膝がよく痛くなっていたけれど、良いサポーターに出会ってからは改善され、その後は怪我知らずのボクだった。
違和感が生じたのは、その左膝じゃなくて右膝。
え?
右!?
完全に想定外。
むむむ。
右膝は、サポーターをしていなかった。
てか右膝用は持っていない。
違和感が痛みに変わるまではあっという間。
何とかペースを保って走れる痛みから、次第に激痛へと変わっていく。
むむむむーーー
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
30キロ以降は激痛が超激痛へと進化、いや悪化。
足を踏み出す度に、あいたたた~って感じ。
数キロごとに設置された救護テントを見つける度、そこで冷却スプレーを右膝にプシュー。
前半は1キロ5分前半ペースだったのに、最後の数キロは10分前後かかった。
視界に入っているゴールのオリンピックがなかなか近づかない。
歩いてたり立ち止まっているランナー以外、全てのランナーがボクを追い越していく。
むむむ、むぉ~~~
悔しいというより、早くこの痛みと苦しみから解放されたいという想いしかない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
!!!
お、思い出した。
いざという時のために痛み止めを所持していたのである。
しかし残念なコトに、思い出して服用したのはゴール数キロ前。
効いてきたのはゴール後だった(*_*)
!!!
き、気付いてしまった。
昨日、せっかく御開帳中の善光寺に行き、回向柱の前に行ったのに、撮影に夢中になって触ってなかった。
ご利益が~(^_^.)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そんな訳でゴールのオリンピックスタジアム前の直線数キロは、もうフラフラのヘトヘト。
痛みとしんどさで涙がにじむ。
沿道の温かい声援が嬉しくて涙がにじむ。
もう完全にTVドラマ「ひとつ屋根の下」最終回のあんちゃん気分である。
痛い、苦しい、逃げ出したい。
でも、北の大地の親友は比べものにならない位の痛み、苦しさ、そして不安や恐怖と逃げずに闘っている。
親友に貰ったリストバンドを巻いた腕を、何度も空に突き上げた。
くっそー、でも痛いよぉ~(T_T)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
キミの~心へ続く~
ながい~一本道は~
いつも~ボクを~
勇気づけた~
雨に濡れ、痛みで倒れそうになりながらゴールした。
やっと終わったぁ。
心の底からの安堵感に包まれるボク。
タイムは4時間40分。
サブフォー達成どころじゃなかったけれど、我ながら本当によく頑張ったと思う。
最後の1時間はまさに極限状態での闘い。
痛みに耐えてよく頑張った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ゴール後は痛み止めも効き、膝の痛みは軽減。
もう少し早く飲んでたら違ったかなぁ。
これがあるからやめられない。
飲み放題だったので、調子に乗って飲み過ぎた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
昨日、触り忘れた回向柱に、ここぞとばかりにベタベタと触りまくった。
ご利益ありますように…(^_^.)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いやぁ~マラソンって本当に難しい。
そして奥が深い。
でも面白い。
限界を超えたボク、そしてボクの膝はまた少し強くなれた気がする。
今日からまた、仕事も家庭もマラソンも楽しみながらがんばろっと。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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一万人近くのランナーが走る、今や超人気の大会だ。
この大会に向けて冬場の走り込みも重ねてきた。
4回目のフルマラソン挑戦ってコトで、目標は完走ではなく、『サブフォー』。
『サブフォー』ってのは4時間を切るタイムでゴールするって意味。
これまで、4時間58分、4時間27分、4時間17分とタイムを縮めてきた。
だから頑張れば何とかなるかも…そんな目標だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
体調面、メンタル面、当日までの状態は良好、目標達成に向けた対策も万全だった。
体重も昨シーズンより1キロ減。
これまで色々なトラブルを抱えつつ大会を迎えてきたボク。
しかし今回は天気も快晴、忘れ物とかもない。
あれ?
このままでいいの?
雨は?
すんなりサブフォー達成しちゃっていいの?
みんぺー、やる時はやるよ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
まぁしいて直前まで悩んだコトと言えば、勝負シューズをどうするか…だった。
クッション性重視で重いけれど履きなれた『ゲルカヤノ』か、軽量で底が薄いスピード重視の『ライトレーサー』か。
確実性を取るか、勝負に出るか…の二者択一。
マラソンやる前のボクは、シューズごときで!とか、何だって同じだろ!って思ってた。
自分好みのデザインで、かっこいいシューズでいいじゃんって思ってた。
でも、自分に合ったシューズを履くかどうかって超重要なのである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
練習で軽い方の『ライトレーサー』を履いて10キロちょっと走った所、足が痛くなるコトもなく、タイムは明らかに速くなった。
すげー。
よし決まった。
勝負しよう。
多少、足が痛くなったって良い。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前日、夜勤あけで長野まで車移動した。
特にトラブルはなかったけど、しいて言えば旅館のカギを紛失したコトくらい。
十分トラブルだろ(ー_ー)!!って言わないで。
ありがたい仏像と紐で結ばれた「回向柱(えほうばしら)」が夕闇の中、凛とした姿で立っていた。
これに触れるとご利益があるのだ。
夕食を終え、入浴も済ませ、あとは寝るだけ。
当日朝も寝坊するコトなくすっきり起床。
会場に着いても、緊張感は全くと言って良いほどない。
むしろワクワクしてた。
さて、サブフォー達成への条件は整った。
いくぜ、みんぺ~!!!
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